引退説も囁かれていた元世界ランキング5位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が、2022年もプレーを続けるつもり…
引退説も囁かれていた元世界ランキング5位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が、2022年もプレーを続けるつもりであると宣言。スポーツウェブメディアSportskeedaなど複数メディアが伝えている。【関連記事】モンフィス、ツォンガ、シフィオンテク...スターテニス選手たちの悪癖とは?
ツォンガは昨年の初めに腰を痛め、治療のためツアーを離脱。今年の2月後半に復帰も本調子とは程遠く、「ウィンブルドン」以降は再び実戦から離れている。2021年は8大会に出場して1勝しかあげられず、世界ランキングは260位にまで下降した。現在36歳という年齢と最近の体調から、ファンの中には今年いっぱいで現役引退するのではないかと懸念する人も多くいた。
しかし、先日公開されたインタビューでツォンガはこれらの憶測を一蹴。まだまだテニスへの情熱を燃やしており、自分の好きなだけ現役生活を続けるつもりだと言う。
仏スポーツ番組Tout le Sportで2022年シーズンの現役続行について問われたツォンガは語った。「ただテニスをしたいんだ。続けるべきか、まだモチベーションがあるのか何度も悩んだよ。そしてモチベーションはそこにあるとハッキリ言える。最終的に僕を動かすのは情熱だからね」
同じインタビューで、ツォンガは既に自分で決めた引退プランがあることを告白。だが今のところ誰にも明かすつもりはないそうだ。「恐れてはいないよ。いつやめるかは決めているけど、まだ自分の中に留めておきたいんだ」
また、5月には英The Guardian紙に次のように語っていた。「初めの頃は、僕にとってテニスをプレーすることは生きられるかどうかだった。家の支払いができるか、食事やその他のことができるかどうかだった」
「今は全く違う。既に15年ツアーでプレーしてきて、今はもっと上手くなりたいからプレーしている。コートでいろいろなことができるって自分に証明したいと常に思っているんだ」
世界ランキングを大幅に下げてしまったツォンガが大きな大会に出場するには、招待されるのを待つしかなく、2022年の「全豪オープン」にワイルドカード(主催者推薦枠)として出場できることを期待している。これまでツォンガがグランドスラムで最も良い成績を収めたのは2008年の「全豪オープン」で、決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて準優勝だった。
これまでツォンガが得意としてきた「ATP250 マルセイユ」や「ATP250 モンペリエ」からも招待を受けられれば、本来のリズムを取り戻し、ランキングを上げていくことも可能になるだろう。
いずれにしても、一つ明らかになったことがある。目の覚めるようなサーブとテニス界でも屈指のパワフルなフォアハンドストロークを持つツォンガは、まだまだラケットを置く気はないということだ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」でのツォンガ
(Photo by Al Bello/Getty Images)