前回、車いすバスケットボールの魅力について学んだ学生メンバーたち。第2回となる今回は、日本車いすバスケットボール連盟事務…
前回、車いすバスケットボールの魅力について学んだ学生メンバーたち。第2回となる今回は、日本車いすバスケットボール連盟事務局長・宮本有里恵氏と日本車いすバスケットボール連盟・佐竹直也氏がゲストに登場。
「車いすバスケットボールと若者の距離を近づけるために」をテーマに、「どのように発信すべきか?」。メンバーそれぞれが考案したアイデア、企画を発表しました。
SNSで発信していく
秋山結香(武蔵大学・2年)
「第一に、若者の利用率が高いSNSを活用し、車いすバスケットボールへの入り口を作る」
「“知ってもらう” “見てもらう”ことを重視し、短い動画から投稿することで若者への認知を広げていく」
「選手ひとりひとりに焦点を当てた動画も作成し、選手の素の部分を知ってもらう動画を発信していきたい」
自分たちが実際に体験し伝えていく
笹屋帆乃か(日本体育大学・3年)
「車いすバスケットボールの体験教室に参加した様子を発信する」
「自分たちが上達していく様子を発信することで、それを見た人が『自分もやってみたい』と感じ、分かりやすく魅力を伝えられると考えました」
オンラインファンミーティングの開催
櫻井莉乃(立正大学・2年)
「選手とファンの距離が縮まることは、同時に車いすバスケットボールとの距離が縮まることでもあります」
「選手や競技を身近に感じられ、選手のプライベートな部分に触れられるファンミーティングの開催は、(若者と車いすバスケットボールの距離を近づける)目的達成に効果的だと考えています」
さまざまなコラボ企画の実施
増田知紘(東洋大学・3年)
「若者に人気のあるクリエイターや著名人、他の競技とのコラボを行うことを提案します」
「バスケットボール経験のあるYouTuberに車いすバスケットボールを体験してもらう、複数のグループYouTuberが実際に車いすバスケットボール対決をするのも面白いと思います」
自分たちが発信していくためのキーワードは『入り口作り』。SNS、体験、イベント、コラボ企画などさまざまな入り口を作ることで、車いすバスケットボールを知ってもらう、始めてもらうことが重要だと考え、学生メンバーたちは趣向を凝らしたコンテンツを発表しました。
ゲストから貴重なフィードバックも
学生メンバーの発表を受け、ゲスト2名から意見・感想をいただきました。
「個の選手の紹介をしていく上で『なぜこの車いすバスケットボールの世界に入ってきたか』というところにも魅力がある。素の部分以外にもそういった部分の情報をうまく発信できれば良くなるのではないでしょうか?」とアドバイスをいただきました。

また、「(発表してくれた案は)オトナの案という感じがしました。本当に若者に向いている、若者がやろうとしていることなのか」と厳しい意見も。
「今は若者だが、あと数年したら若者ではなくなる。何年後かを考えて、将来を意識して活動していかないといけない。はっちゃけたアイデアを出して、みんなを楽しませてほしい」と学生メンバーへ熱いメッセージが送られました。

「自分たちにしかできないこと」
「若者だからこそできること」
貴重なフィードバックを受け、学生メンバーはアイデアを再考し、第2回は終了しました。
メンバーの声
小野澤美優(中央大学・2年)
「プレゼンを大人数の前でするのは緊張したが、フィードバックを多くもらい成長につながったと思う」
平田帆花(大正大学・2年)
「アイデアを発表したことに関しては、みんな分かりやすく説明できていたのではないかと思います。その後のフィードバックを受けての議論は、企画案についてしっかりと向き合う初めての機会でした。そこで企画を考え実行する大変さというのを実感しました」
笹屋帆乃か(日本体育大学・3年)
「今回は初めてみんなで事前に資料を作成して、発表をしました。私は急きょ発表役となったということもあり、ガチガチの噛み噛みで軽く凹みましたが、これから慣れていきたいです。また、発表したパワーポイントをさまざまな方からフィードバックをしていただき、とても勉強になりました。その後の話し合いではなかなか意見が出なかったりまとまらなかったりで苦戦しましたが、この後またメンバーと話し合ってまとめていきたいと思います」
「パラスポデザインカレッジ」とは
サントリーホールディングス株式会社が2014年に立ち上げた「サントリー チャレンジド・スポーツ プロジェクト」の一環としてスタート。
次世代を担う大学生たちが、パラスポーツを切り口に共生社会について自ら考え、アクションを起こして発信していく1年間にわたるプロジェクト。
車いすバスケットボールを中心に、大学生たち自身が試合のLIVE配信や選手インタビューを行い、さまざまなコンテンツを継続的に発信する。