前編ではサークルオブライフとナミュールの明暗分かれるデータについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。
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■データが導く2021阪神JFの穴馬候補は
<穴候補1 パーソナルハイ>
前走赤松賞はナミュールに次ぐ2着。使われつつ着実に力をつけてきたのがパーソナルハイだ。勝ち馬との0秒3差は決定的なものにも思えるが、ここは「血の力」がプラスに働きそうだ。
・ディープインパクト産駒の成績【3-2-2-10】
馬券内率は41.2%。5人気1着ショウナンアデラや4人気1着ジョワドヴィーヴィルなど、人気の盲点にあった馬も「血の力」を得て勝利を飾っていた。出走馬中唯一のディープインパクト産駒にあたるこの馬が穴をあけるシーンは想定しておきたい。
<穴候補2 シークルーズ>
東京芝1600mの新馬戦を制し、いきなりGIの舞台に臨むシークルーズ。有力馬との比較では実績不足にも映るが、難題をクリアすべく、この馬もまた「血の力」を借りたい。
・父もしくは母父クロフネを持つ馬の成績【1-3-1-7】
馬券内率は41.6%。馬券的な破壊力はディープインパクト産駒以上で、2012年にはクロフネサプライズという馬が15人気2着と大波乱の立役者となった。鞍上は3年目にして通算200勝が目前に迫る岩田望来。飛躍を遂げた若武者を背に大駆けがあっても驚けない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。













