ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)の3人は、グランドスラム…
ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)の3人は、グランドスラムをそれぞれ20回ずつ制しており、全員が並んで史上最多優勝記録を保持している。ナダルとフェデラーが怪我で試合から離れている一方で、ジョコビッチは今年3つのグランドスラムを制し、この競争においてすばらしい前進を遂げた。【関連記事】ナダル「ジョコビッチのメンタルはより機械的」
ナダルは最近行われたインタビューの中で、自身とフェデラーの未来については不確実性が大きいことを考えると、グランドスラムで最多の優勝回数を記録して選手生活を終える見込みが最も大きいのはジョコビッチであると認めた。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。
ナダルは以下のように発言。「ジョコビッチはグランドスラム最多優勝記録を持つ選手になるための最良の位置にいる。ごまかす必要はない。フェデラーは今の状態で、僕も今の状態だ。だがジョコビッチは、試合に出て素晴らしい時期を過ごしている」
「現実は見ての通りで、それを無視する必要はない。今後の9ヶ月間に何が起こるかはこれからわかるけれど、今のところ彼が最有力候補だ」
慢性的な足の怪我に対して小規模な手術を受けたナダルは、今月アブダビで行われるエキシビション大会でテニスコートに戻ってくる予定だ。ナダルは2022年の「全豪オープン」に照準を合わせている。
一方、フェデラーは復帰に関して不透明さに直面している。フェデラーは来年の「全豪オープン」出場を見送り、さらに「ウィンブルドン」にも出場しそうにないと発言している。
インタビューの中で、ナダルはダニール・メドベージェフ(ロシア)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らが見せている進歩についても意見を述べ、もはや彼らを「次世代」と見なすことはできないと語った。
「彼らはもう次世代ではない。永久にそう呼び続ける必要はないんだ。メドベージェフやズベレフ、チチパスのような選手たちは、既に次世代の段階を過ぎた。彼らは現在の、今この時代の世代だ」
メドベージェフはいくつかの大きなタイトルを獲得して、世界ランキング2位で1年を終えた。年の初めには国別対抗戦「ATPカップ」での優勝を経験し、「全豪オープン」で準優勝。そして「全米オープン」で自身初となるグランドスラムタイトルを獲得し、ジョコビッチの年間グランドスラム達成を阻んだ。
チチパスは今年、「ATP1000 モンテカルロ」で自身初のマスターズ1000のタイトルを手にし、「全仏オープン」で決勝に進出。また「全豪オープン」の準々決勝では、2セットダウンからの逆転でナダルを破った。
そしてズベレフは「東京オリンピック」で金メダルを獲得し、「Nitto ATPファイナルズ」でも優勝を果たしている。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ウィンブルドン」でのナダル(左)とジョコビッチ(右)
(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)