元全仏女王で世界ランキング9位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、長年組んだコーチのPiotr Sierzputow…

元全仏女王で世界ランキング9位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、長年組んだコーチのPiotr Sierzputowski氏(ポーランド)と別れ、新たなコーチ候補を任命したようだ。ロイター通信など複数のメディアが報じている。【実際の投稿】シフィオンテクがコーチとの別れを発表【実際の投稿】コーチがシフィオンテクの発表に反応

今月4日、来シーズンに向けた準備を始めたというシフィオンテクはInstagramでコーチとの別れを報告。「5年以上指導してもらったPiotr Sierzputowskiとの関係を解消することにしました。この変化は私にとって本当にチャレンジングで、決断するのも簡単ではありませんでした。テニス選手として私たちは多くの人々と出会い、彼らは私たちの仕事にだけでなく、多くの場合、人生にも大きな価値をもたらしてくれます。私はプロ生活においてより成長し、進化し、次の段階に向けた協力関係を築くことができる人々と出会うために、時には変化が必要だということを知りました。今まで助けてくれたコーチには感謝の気持ちでいっぱいです」

彼女の発表を受けて、Sierzputowski氏もTwitterで自身の思いやシフィオンテクとの写真を投稿。「健闘を祈っているよ!チームのみんな、この数年間ありがとう!」とメッセージを添えている。

シフィオンテクを5年以上にわたって指導してきた同氏は、彼女をジュニアレベルからWTAツアーに参加する一流のプロ選手にまで育て上げた。彼のもとでシフィオンテクは2018年に「ウィンブルドン」のジュニア大会優勝、その2年後の2020年には「全仏オープン」優勝を果たしている。2020年にSierzputowski氏は、大坂なおみ(日本/日清食品)を2度目の「全米オープン」優勝に導き、最有力候補と言われていたウィム・フィセッテ氏(ベルギー)を退けて、女子プロテニス協会(WTA)の「コーチ・オブ・ザ・イヤー(最優秀コーチ賞)」に輝いている。当時19歳だったシフィオンテクも「最も上達した選手賞」として表彰された。

シフィオンテクは投稿の中で後任の名を挙げていないものの、ポーランドメディアによれば、元世界2位で通算20個のツアータイトルを獲得した母国の偉大な先輩、アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を指導していたTomasz Wiktorowski氏(ポーランド)が一時的にコーチを務めるという。

シフィオンテクは今シーズン、「WTA1000 ローマ」と「WTA500 アデレード」で優勝、さらにすべてのグランドスラムで4回戦以上まで勝ち進んだ唯一の女子選手となった。まずは来年1月17日から始まる「全豪オープン」で2つ目のグランドスラムタイトル獲得を目指すシフィオンテクは、来シーズンどんな活躍を見せてくれるだろうか。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「WTA1000 ローマ」で優勝し、チームに抱えられるシフィオンテク

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)