「前編」ではステルナティーアの不安材料を挙げ、消しの評価としたが、「後編」ではス…
「前編」ではステルナティーアの不安材料を挙げ、消しの評価としたが、「後編」ではステルナティーアに代わる本命、そして穴馬4頭を含めた対抗以下の結論を紹介する。
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■前走敗戦で人気落ち確実の穴馬に本命視
本命には、前走のファンタジーSで2着に好走したナムラクレアを指名する。フェニックス賞(OP)と歴代最速タイの好タイムで突き抜けた小倉2歳Sの内容からも1200mのイメージが強いが、新馬戦のマイルでもそれなりに好走(3着)していただけに侮れない存在だ。さらに評価すべき点は前走のファンタジーSでみせた対応力と闘争心で、ウォーターナビレラが先に抜け出す展開だったが、それでも3番手から脚を伸ばし続け上がり最速をマークするなど見た目や数字以上に強い内容で好走していた。パワー不足が懸念されるが、前走の栗東坂路調教で2Fのタイムが23秒3、ラスト11秒5といった2歳馬らしからぬ時計をマークしており、阪神の急坂は歓迎といったところだろう。諦めずに追い続ける浜中騎手との相性も抜群で、前走の敗戦で人気落ちが確実な今回が絶好の狙い目だ。
対抗はナミュール。前走の赤松賞は非凡な末脚を繰り出して快勝したが、関西馬なのにも関わらず東京競馬場でのレースをあえて選択し、ここに向かってくる過程を素直に評価したい。また、新馬戦でマークした走破時計から5秒2も短縮して好走したことからも対応力は「超一流」で、牝馬クラシック路線でも崩れることがなさそうなだけにしっかりマークしておきたい。
以下、押さえでサークルオブライフ、ベルクレスタ、ダークペイジ、ラブリイユアアイズ、エンタングルメントとする。ダークペイジの前走は函館2歳Sで1番人気に支持されたポメランチェが飛ばして逃げる展開のなか、冷静に競馬を進めていたことからも競馬に対する理解度が非常に高いといった印象がある。りんどう賞の勝ち馬はプールヴィルやヤマカツマーメイドなど重賞でも善戦できる馬が揃っているだけに、持ち前の競馬センスを発揮して穴をあけてほしいところだ。
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文・西舘洸希(SPREAD編集部)