巨人・小林誠司捕手(32)が7日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の1億円で更改した。 今季の出場は…

 巨人・小林誠司捕手(32)が7日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の1億円で更改した。

 今季の出場は64試合で打率・093、1本塁打、3打点と低迷した。正捕手争いが注目を集める中、主戦捕手となったのは、大城だった。大城が95試合で先発マスクをかぶる中、小林は27試合にとどまった。

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 打率が1割未満と成績が低迷したのにも関わらず、現状維持だったのは球団と結ぶ複数年契約にあった。このたび初めて「4年契約」だったことを明かした。19年オフに結び、今季で2年が終了、残り2年残っているという。

 この契約には原監督の意向が働いていた。2019年に第3次政権として現場に復帰した同監督が「これからもジャイアンツに必要な選手」と、年俸6000万円からの大幅増と複数年契約を球団側に打診したという。複数年の事実を小林はこれまでも認めていたが、具体的な年数が本人の口から明かされたのは今回が初めてだった。

 一方、複数年契約を結んでからの小林の成績は2020年度は10試合に出場、打率・056、0本塁打、0打点。特に昨年は開幕直後に左手首に死球を受けるアクシデントで左尺骨を骨折。長期離脱を強いられ、プロ最少の出場試合数となった。シーズン終盤には二軍公式戦で今度は右手人差し指を骨折してしまい、負傷の影響から日本シリーズ出場が不可能となったことで原監督が激怒。「野球選手じゃない」「職場放棄」などと厳しい言葉で批判されたことも注目を集めた。

 雪辱を期して臨んだ複数年契約の2年目も低空飛行が続いたとあって、球界内からも「ここまでの結果を見る限り、複数年契約は明らかに失敗でしょうね。小林の捕手としての魅力はあるが、打撃があそこまでひどいと、首脳陣がスタメンマスクをためらってしまうのも仕方がない」(球界関係者)と『原査定』に厳しい目が向けられた。

 強肩と卓越したリードは知られながら、2年連続で打率1割に満たず、打撃不振が年々ひどくなっている。

 「2年連続で打率1割未満、ファームでも2割に届かないとなれば、これは正直いって一軍で使うのは厳しいレベル。根本的に何かを変える必要がある」(同)

 小林の打撃に関してはシーズン中から「バント、進塁打含め、状況に応じたバッティングができない」「打てないなら打てないなりに四球を選ぶことも必要」など評論家からも数多くの「改善点」が上がっていた。

 小林は「自分自身、この2年は悔しいシーズンでしたし、二度と送りたくないシーズンだと思っている。来年は初心に戻って泥臭く頑張らないといけない」と所信表明。課題の打撃に関しても「バッティングは本当に情けない、ふがいない成績が続いている。来季は変わった姿を見せられるように高い意識を持って取り組みたい」と話した。

 正捕手争いと共に本当に「ジャイアンツにとって必要な選手」と認められるか、来季が正念場となりそうだ。(金額は推定)

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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