12日に阪神競馬場で行われる第73回・阪神ジュベナイルF(GI、芝1600m)の…

12日に阪神競馬場で行われる第73回・阪神ジュベナイルF(GI、芝1600m)の過去10年データを紹介する。

昨年は3連勝中のソダシが挑み、白毛馬として初のGI勝利を飾り2歳女王となった。今年は、前走ファンタジーSを快勝したウォーターナビレラ、2歳牝馬の登竜門・アルテミスSを勝利し勢いに乗るサークルオブライフ、前走赤松賞で突き抜けたナミュールらが出走予定だ。

ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■最多勝利数の前走組は2つ

最多勝利を挙げている前走ローテは3勝を挙げているアルテミスS組とファンタジーS組だ。なかでも注目は前走アルテミスS組で、昨年のソダシを筆頭に、17年ラッキーライラック、16年リスグラシュー、15年メジャーエンブレムなどアルテミスSからのローテで本番も好走した馬は名馬が揃う。今年該当する登録馬は、勝利したサークルオブライフと2着ベルクレスタの2頭。また、ファンタジーS組からは1着ウォーターナビレラ、2着ナムラクレアにアネゴハダを加えた3頭が登録されている。

アルテミスS 【3-3-3-22】 勝率9.7%、連対率19.4%、複勝率29.0% ファンタジーS 【3-1-1-34】 勝率7.7%、連対率10.3%、複勝率12.8% アイビーS 【1-1-0-1】 勝率33.3%、連対率66.7%、複勝率66.7% 新馬戦 【1-0-0-7】 勝率12.5%、連対率12.5%、複勝率12.5% 札幌2歳S 【1-0-0-1】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0% からまつ賞 【1-0-0-0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0%

次点でアイビーS、新馬戦、札幌2歳S、からまつ賞と続く。また近年出世馬が多く揃う赤松賞だが、【0-0-1-8】と馬券に絡んだのは17年に3着に入ったマウレアの1回のみ。今年は勝利したナミュールと2着馬のパーソナルハイが出走するが全幅の信頼は置けない。

また、前走の距離別に成績を分けてみると以下の通り。

1200m 【0-0-0-14】 勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率0.0% 1400m 【4-2-3-66】 勝率5.3%、連対率8.0%、複勝率12.0% 1600m 【4-7-7-59】 勝率5.2%、連対率14.3%、複勝率23.4% 1800m 【2-1-0-8】 勝率18.2%、連対率27.3%、複勝率27.3%

最も馬券に絡んでいるのは前走1600mの18回。その半分はアルテミスS組が占めており、今年の該当する登録馬2頭を注意しておいて損は無いだろう。

一方で前走1800m組がすべての数値でトップの成績を収めており、18年にはクロノジェネシスがアイビーS(芝1800m)から2着に好走し、16年にはソウルスターリングがアイビーS(芝1800m)から勝利、13年にはレッドリヴェールが札幌2歳S(芝1800m)から勝利を挙げている。今年の前走1800m組はいずれも新馬戦経由のエンタングルメント、スタティスティクスの2頭。

レース経験が少ない若馬のGIなだけに難解なレースとなりそうだが、素質やレース内容を再度見直す事が的中のヒントとなりそうだ。

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文・SPREAD編集部