グランドスラムで4度の優勝を果たしている大坂なおみ(日本/日清食品)が、米経済誌Forbesが選ぶ30歳未満の殿堂に新た…

グランドスラムで4度の優勝を果たしている大坂なおみ(日本/日清食品)が、米経済誌Forbesが選ぶ30歳未満の殿堂に新たに仲間入りをした。現在24歳の大坂は、様々な分野で功績を残した人物たちの名誉あるリストに名を連ねている。大坂は、殿堂入りした2人しかいないスポーツ選手のうちの1人であり、もう1人はNBAの超有名選手レブロン・ジェームズだ。大坂は世界一高収入の女性スポーツ選手であり、今年はコート上では苦戦したものの、メンタルヘルスについて声を上げたことで注目を浴び続けていた。【実際の投稿】Forbes U30名誉の殿堂入りした大坂なおみ

Forbes誌は大坂をこう紹介している。「セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を破って2018年の“全米オープン”を制し、世界ランキング1位のテニス選手となってすぐに、大坂は21歳にして30歳未満のリストにその名を連ねた」

「大坂は史上最も高収入の女子スポーツ選手で、2020年と2021年のどちらでも、過去の女子アスリートの誰よりも多くの収入を得ている。2021年にはテニスの世界ランキングでは13位に下がったものの、記者会見を断ったことに対して罰金を科すと脅された後に“全仏オープン”を棄権したことで、彼女の有名人としての力と影響力は上昇した。それ以降、彼女はメンタルヘルスの擁護者となった」

大坂が最初に有望な新人として頭角を現したのは2016年のことだが、彼女が一気にスーパースターの仲間入りをしたのは2018年だった。その年、大坂は「WTA1000 インディアンウェルズ」、そしてニューヨークでの「全米オープン」で優勝し、自身初となるグランドスラムのタイトルを獲得して、世界ランキングトップ5入りを果たした。

2019年に大坂は「全豪オープン」を制して世界ランキング1位となり、「WTA1000 北京」でも優勝。大坂の成功は続き、2020年には2度目の「全米オープン」、そして2021年には2度目の「全豪オープン」制覇を成し遂げた。

2021年は大坂にとって波のある1年だった。1年の初めのグランドスラムを制した後、大坂は「全仏オープン」、「東京オリンピック」、そして「全米オープン」では序盤で姿を消した。2021年の「全米オープン」で3回戦敗退を喫した後、大坂はテニスから離れる期間を取ることを発表した。大坂の語った内容はこうだ。

「基本的に、私は自分が何をしたいのか見極めようとしている段階にいるような気がする。そして、次にテニスの試合に出場するのがいつになるかは正直わからない。しばらくの間試合から離れようと思う」

世界ランキングは13位まで落ちたが、大坂の人気は高まり続けている。Forbes誌によると、大坂は現在、世界で最も収入の多い女子スポーツ選手であり、男女合わせても12位に位置する。

コート上での功績だけではなく、大坂はコート外での活動によっても名を上げた。大坂はメンタルヘルスについて、そして社会的公正についても声を上げてきている。2020年の「WTA1000 ウェスタン&サザン・オープン」では、人種的不平等への抗議を示すために準決勝の棄権を申し出た(それを受けた大会側がその日の試合をすべて中止とし、大坂は翌日準決勝で勝利した)。

数ヶ月前には「WTA1000 シンシナティ」で自身が獲得する賞金の全額を、マグニチュード7.2の地震に見舞われたハイチの救援活動を支援するために寄付すると表明した。

大坂はいつテニスに復帰するかをまだ明言していない。しかし、多くのファンが彼女がコートに戻るのを待ち望んでいることは間違いない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「WTA1000 シンシナティ」での大坂なおみ

(Photo by Dylan Buell/Getty Images)