2021年のツアー大会が終了し、WTA(女子テニス協会)の今年の獲得賞金ランキングが発表された。それによるとトップは世界…
2021年のツアー大会が終了し、WTA(女子テニス協会)の今年の獲得賞金ランキングが発表された。それによるとトップは世界ランキングも1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)だが、「全米オープン」で予選から勝ち上がって優勝を遂げたエマ・ラドゥカヌ(イギリス)は、世界ランキングは19位ながら賞金ランキングでは6位に食い込んだ。また昨年2位だった大坂なおみ(日本/日清食品)は、8位にランキングを下げている。英Express紙などが報じた。【関連記事】大坂、ラドゥカヌ、青柴ペアも! 今年のWTAアワード候補者が発表に
25歳のバーティは「最大の夢だった」という「ウィンブルドン」初制覇を含むシングルス5大会、ダブルス1大会で優勝。9月初旬に「全米オープン」3回戦で敗退すると、以後は大会に出場しなかったが、シングルス・ダブルス合わせて394万5182ドル(約4億4715万円)を獲得した。
2位は12月に26歳になる全仏女王バーボラ・クレイチコバ(チェコ)で、364万6883ドル(約4億1352万円)。クレイチコバはシングルスだけの賞金額でもバーティに次いで2位だが、ダブルスでも61万6781ドル(約6994万円)、混合ダブルスでも6万854ドル(約690万円)を獲得している。世界ランキング2位の23歳、アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)の場合は、シングルスの賞金額では6位だが、ダブルスで23万5522ドル(約2670万円)を得たため、合計290万9281ドル(約3億2974万円)で3位となった。
昨年末の世界343位から今年世界19位までランキングを上げた19歳の全米女王ラドゥカヌは、280万7446ドル(約3億1834万円)を稼いで6位に食い込んだ。このうち「全米オープン」の優勝賞金が250万ドル(約2億8348万円)、「ウィンブルドン」4回戦進出の賞金が24万5545ドル(約2784万円)。つまり今年の賞金額の約98%をこの2大会で稼いだというわけだ。またラドゥカヌのこれまでの生涯獲得賞金は284万2,631ドル(約3億2233万円)。つまり去年までの獲得賞金は3万5185ドル(約399万円)で、今年はそれまでの約80倍の賞金を手にした計算になる。
昨年2位から8位にダウンした大坂の賞金額は230万6222ドル(約2億6150万円)。昨シーズンの335万2755ドル(約3億8017万円)からはずいぶん減ってしまったが、今年は9大会にしか出場しておらず、優勝も「全豪オープン」一度だったことを考えれば、悪い数字とは言えないだろう。
その他の日本人選手では、日比野菜緒(日本/日清食品)が52万3130ドル(約5932万円)で75位、土居美咲(日本/ミキハウス)が50万6322ドル(約5741万円)で80位、柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)が40万8419ドル(約4631万円)で103位、青山修子(日本/近藤乳業)が38万6067ドル(約4378万円)で108位、日比万葉(日本/グラムスリー)が15万3095ドル(約1735万円)で192位となっている。
2021年WTA賞金ランキングトップ10
1. アシュリー・バーティ(オーストラリア) 394万5182ドル(約4億4715万円)
2. バーボラ・クレイチコバ(チェコ) 364万6883ドル(約4億1352万円)
3. アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ) 290万9281ドル(約3億2974万円)
4. カロリーナ・プリスコバ(チェコ) 286万8865ドル(約3億2516万円)
5. ガルビネ・ムグルッサ(スペイン) 284万6871ドル(約3億2266万円)
6. エマ・ラドゥカヌ(イギリス) 280万7446ドル(約3億1834万円)
7. パウラ・バドーサ ジベルト(スペイン) 265万5962ドル(約3億103万円)
8. 大坂なおみ(日本/日清食品) 230万6222ドル(約2億6150万円)
9. エリース・メルテンス(ベルギー) 209万8133ドル(約2億3780万円)
10.マリア・サカーリ(ギリシャ) 202万9990ドル(約2億3008万円)
※為替レートは2021年11月29日時点
(テニスデイリー編集部)
※写真は2019年「ウィンブルドン」での大坂なおみ
(Photo by Shaun Botterill/Getty Images)