12月3日、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が定例会見を行い、4日に行われるJ1最終節の名古屋戦への意気込みを語っ…
12月3日、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が定例会見を行い、4日に行われるJ1最終節の名古屋戦への意気込みを語った。
浦和は前節の清水戦で敗れ、すでにリーグ戦は5位以下の順位が確定している。今シーズンは来季のACL出場権が自動的に与えられる3位以内を目指して戦ったが、一歩及ばなかった。しかし、最終節の翌週には、天皇杯の準決勝を控えている。天皇杯で優勝すればACL出場権を獲得することができるため、名古屋戦で立て直し、最後まで気を引き締めて臨みたいところ。
リカルド監督は、「前節の清水戦は残念なゲームになってしまった。4位で今シーズンを終わらせるという目標がなくなり、前節は失望した方も多かったと思います。ファン・サポーターの方々に誇りを感じてもらえるように、名古屋戦でしっかりと戦い、前節の悪いイメージを払拭したい。さらにその後、天皇杯を獲りに行きたいと思います」と、改めて目標を見据えた。
「現時点での我々の目標は天皇杯を優勝すること。そのためのいい準備をしていきたいし、今まではケガ人がいたが、今週は全員でトレーニングすることができた。天皇杯に向けて、できるだけいい状態で臨めるようにしていきたい」と指揮官が話すように、主力選手の負傷が続いていた浦和だが、今週の公開トレーニングでは負傷者も全体練習練習に合流し、全員がすべてのメニューを消化した。天皇杯に向けての調整も順調のようだ。
■リカルド監督「名古屋と勝ち点で並ぶことは一つのモチベーション」
トレーニングが公開された当日は、2時間をかけて紅白戦などを行った。その際、リカルド監督はこまめにゲームを止め、具体的な選手の名前も挙げながら細かく指示を送っていた。
「清水戦ではビルドアップがうまくいっていなかった。特に中盤のプレーがあまりよくなかったので、久しぶりにその部分に時間を割いてトレーニングした。押し込んだ状態でのトレーニングは最近もやっていたが、(中盤の)ゾーン2についてのトレーニングは久しぶりだったので、忘れているところがあるのなら、そこを復習するという意味で行った。
私のサッカーではディテールをつなげていくことが必要で、相手を想定したわけではなく、浦和レッズのサッカーを改善するためのトレーニングだった。時間は限られているので、トレーニングにも優先順位を付けて行っています」
と、その意図を明かした。
一方、今節の相手である名古屋もACL出場を目指していたが、同じく前節で敗れたことで、3位以内の可能性が消滅した。浦和は現在6位だが、5位の名古屋との勝ち点差は1となっている。名古屋にとっては、他会場の結果に頼るところではあるが、今節で勝てば4位で終えられる可能性があり、まだACL出場の望みも断たれたわけではない。
リカルド監督は、名古屋について、
「今年の前半戦は(0-0のスコアレスドローで)勝てなかった相手なので、勝利を収めたい。名古屋にとっては、自分たちが勝利を収めて鹿島アントラーズの結果次第では(ACL出場の可能性を残す4位フィニッシュを狙える)、というところでモチベーションも高いと思う。しかし、我々もこの試合で名古屋に勝てば、名古屋と勝ち点で並ぶことができる。得失点差はあるが、名古屋と勝ち点で並ぶということ一つのモチベーションになっているし、選手たちの状態を最高のところに持っていくことも目標になっている」
と話した。
今シーズンもいよいよ最終節。先日、引退セレモニーが行われたMF阿部勇樹や今シーズン限りでの退団となるDF槙野智章・DF宇賀神友弥らの起用が気になるところだが、リカルド監督は、「ゲームプランのことは細かくは言えないが、少し変更点があるということは言えます」と話すに留めた。
さらに、リカルド監督は、今シーズンの総括も口にした。