女子ゴルフ最終予選会最終R 国内女子ゴルフの来季ツアー最終予選会(QT)最終ラウンド(R)が3日、静岡・葛城GC宇刈C(6412ヤード、パー72)で行われた。42位で出た安田祐香は69で回って通算イーブンパーとし、20位で終了。30位前後の…

女子ゴルフ最終予選会最終R

 国内女子ゴルフの来季ツアー最終予選会(QT)最終ラウンド(R)が3日、静岡・葛城GC宇刈C(6412ヤード、パー72)で行われた。42位で出た安田祐香は69で回って通算イーブンパーとし、20位で終了。30位前後の選手に与えられる来季前半戦までの出場権を獲得した。今季は左腕の負傷もあり、賞金ランキング69位でシード権獲得ならず。古江彩佳、西村優菜ら「プラチナ世代」のライバルと差をつけられたが、来季は「食トレ」を含めた体作りで巻き返しをはかる。1位は通算9アンダーの下川めぐみだった。

 安田が粘って、来季につなげた。ボギーを先行して一時4オーバーにするも、9番から3連続バーディー。12番でスコアを落とすも、15番、17番でバーディーパットを決めてスコアを伸ばした。

「プロテストで合格した年に受けたQTは2位でしたが、今回はギリギリのラインからのスタートで、緊張感のある中でスコア伸ばせてよかったです」

 今季は負傷にも悩まされ、力を発揮できずに終わった。その後悔も踏まえて、「オフの間に強い体を作りたいです。下半身をメインに鍛えて、『食トレ』もしたいです」。同じ2000年度生まれの古江、西村が活躍していることへの感想を問われると、「すごくいい刺激をもらっています。今は離されてしまっていますが、やるべきことをして追いつけたらいいと思います」と言葉に力を込めた。

■成田美寿々(6オーバーで54位、ツアー13勝の実力者)

「残念ですが、言い訳はないです。この4日間に自分のいい調子を持ってこれなかったのは、自分のせいです。今は何も考えたくないのですが、飛距離、アイアンの精度、全てが足りないので、ルーキーになったつもりでやり直したいです」(THE ANSWER編集部)