競技外も盛り上がった「東京五輪総集編」、米代表選手が“寿司ロス”に 2021年夏に東京五輪・パラリンピックが開催され、世界のアスリートが熱戦を繰り広げた。1年延期に無観客という未曾有の環境下、多くの海外選手やメディアが舞台裏をSNSで発信。…

競技外も盛り上がった「東京五輪総集編」、米代表選手が“寿司ロス”に

 2021年夏に東京五輪・パラリンピックが開催され、世界のアスリートが熱戦を繰り広げた。1年延期に無観客という未曾有の環境下、多くの海外選手やメディアが舞台裏をSNSで発信。日本文化の魅力を世界に伝えるなど、競技外も盛り上がった。そんな出来事を「東京五輪総集編」と題し、振り返る。今回は、米選手が帰国後に陥った“寿司ロス”だ。寿司のようなものを食す動画を自身のTikTokで公開するも浮かない顔。海外ファンからも「もう後戻りはできないよ」などと反響が寄せられていた。

 本場日本との違いにがっかりしたようだ。帰国後、TikTokに動画を公開したのは、陸上・女子円盤投げのレイチェル・ディンコフ(米国)。動画内の文章には「東京から帰国後、寿司を食す」とつづられてはいるものの、映っているのは茶色い何かがつけられたライスひと固まり。ネタのようなものは乗っておらず、箸でつまむも、ガッカリしたような表情で容器に戻していた。

 ディンコフは投稿文面に「同じものじゃないんだよね……」とつづった。どうやら東京で味わったものとは違い、“寿司ロス”になっていたようだ。米ファンからは「可愛いね」「寿司食べたことない……美味しいの?」「(前の自分には)もう後戻りはできないよ」「苦労するよね」「東京五輪出場選手の悩みだ」「帰国するのに楽しみじゃなかったことのひとつだな」などと反響が寄せられていた。

 大会期間中に注目を集めた選手村の食事。食堂は24時間営業で実に700種類ものメニューが無料提供されていた。味の素の餃子が人気を博し、中には納豆にチャレンジする選手もいた。いつでも食べられた本場日本の寿司も、五輪戦士の胃袋をしっかりつかんでいたようだ。(THE ANSWER編集部)