■ソダシ【中間調整】前走・秋華賞は1番人気に支持されたが、ゲートで苦しがる素振り…
■ソダシ
【中間調整】前走・秋華賞は1番人気に支持されたが、ゲートで苦しがる素振りを見せ、歯をぶつけるなど著しくリズムを欠いてレースに臨むことに。2番手で進んだものの、直線ではまったく弾けず0秒9差の10着に終わっている。その後、ノーザンファームしがらきでの短期放牧を挟み、11月5日に帰厩。進路が注目されたが、血統的な適性に期待され10日にチャンピオンズカップへ向かうことが正式に陣営から表明された。帰厩翌日の6日に坂路15-15、10日には吉田隼騎手が騎乗したCW併せ馬である程度速い時計を出せており、前走のダメージからしっかり回復しているのは間違いなし。ハミ受けもスムーズで、歯に関しても問題ないようだ。17日はダートコースでフィット感を確認されたが、パワフルな伸びで追走先着、砂をある程度被ったが、問題ないようだった。1週前となる24日は坂路で併せ馬。稽古駆けする馬の後ろにつけ、あえて仕掛けを我慢させる内容で、ゴーサインが出るとスパッと伸びて先着を果たしている。
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【最終追い切り】1週前の時点でやることはすべてやった感。今週は坂路単走で主戦・吉田隼騎手との意思疎通を確認する程度で、馬場の真ん中で単走とは思えない気迫を披露し鋭く切れた。気持ちの乗りは文句なし。
【見解】1週前の坂路追いのあともダートコースで軽快に動いた。競馬場でどうかはまた別の問題として、少なくとも栗東の段階では高い砂適性を示したと言っていいだろう。前走で心身ともにダメージが残って不思議はないところだが、この中間はいつも通り“須貝厩舎流”のハードトレをしっかり消化。売りである心身の頑健さに陰りは感じられない。狂いのない仕上げで、鞍上との息もぴったり。ほぼ万全の状態だ。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。