東京・お台場で開催中の「MOTOR SPORT JAPAN 2017 Festibval in Odaiba」。特設走行エリアでは、「『autosport』杯メーカー対抗お台場カートグランプリ」が行われ、この日一番の盛り上がりを見せた。以前…
東京・お台場で開催中の「MOTOR SPORT JAPAN 2017 Festibval in Odaiba」。特設走行エリアでは、「『autosport』杯メーカー対抗お台場カートグランプリ」が行われ、この日一番の盛り上がりを見せた。
以前もモータースポーツジャパンでは目玉イベントの一つとして開催されていたカート大会が、今年久しぶりに復活。しかも走行エリアも2~3年前から拡大されたレイアウトとなり、その中にコースを設置。ホンダ、日産、トヨタ、SUBARU(スバル)の4メーカーに所属するドライバーたちで、公式戦さながらの熱いバトルが繰り広げられることになった。
初日の大会に登場したドライバーはホンダから伊沢拓也、塚越広大、山本尚貴。日産は松田次生、ロニー・クインタレッリ、佐々木大樹。トヨタは中山雄一、坪井翔、蒲生尚弥。そしてスバルは井口卓人、山内英輝のGT300コンビに全日本ラリーの勝田範彦というメンバーとなった。
ルールは、まず慣熟走行を10分間行い、各チーム代表者1名が出走してのスーパーラップ(1台ずつ1周のみタイム計測)方式の予選を開催。決勝は2ヒート制で各レース15周勝負。途中2回のドライバー交替のためピットインがあるのだが、その際バトンを受け取ったドライバーは、一定の高さまで積み木を組んでOKが出たら出走という、イベントならではのルールも入っていた。
いざ走行が始まると、各ドライバーともに公式戦さながらのアグレッシブな走りを披露。コーナーに設置された縁石に乗り上げるシーンもあり、その迫力に初めて来場した観客は驚いた様子だった。
予選は、SUPER GTに参戦している一方でカートでも活躍している佐々木(日産チーム)がポールポジションを獲得。ホンダ、スバル、トヨタという順で第1ヒートがスタートした。
レースがスタートすると限界ギリギリのガチンコ勝負を披露。途中、坪井(トヨタチーム)が最終コーナーでスピンを喫し、クッションウォールにクラッシュ。またホンダチームもトラブルが出てピットアウトできないなど、実際のレースでも起こりうるハプニングが続出。観覧エリアのファンは、食い入るようにレース展開を見守った。
第1ヒートは、勝田のスティントを極力短くし、井口と山内がリードを稼ぐ戦略が見事的中し、スバルチームが勝利を飾った。
続く第2ヒートも1周目から接近戦が繰り広げられるが、ここでもスバルは同様の戦略でトップに浮上。そのままチェッカーを受け、1日目の総合優勝を果たした。
優勝したスバルチームには、『autosport』が賞金5万円を授与。「今夜みんなでご飯に行きます!」と3人とも笑顔を見せていた。
初日から想像以上の盛り上がりを見せたお台場カートグランプリ。明日は各陣営ともメンバーの入れ替えがあるようだが、間違いなく今日に匹敵する熱いバトルになりそうだ。
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》
メーカー対抗お台場カートグランプリ(モータースポーツジャパン2017)《撮影 吉田知弘》