競技外も盛り上がった「東京五輪総集編」、大会公式グッズに海外注目 2021年夏に東京五輪・パラリンピックが開催され、世界のアスリートが熱戦を繰り広げた。1年延期に無観客という未曾有の環境下、多くの海外選手やメディアが舞台裏をSNSで発信。日…
競技外も盛り上がった「東京五輪総集編」、大会公式グッズに海外注目
2021年夏に東京五輪・パラリンピックが開催され、世界のアスリートが熱戦を繰り広げた。1年延期に無観客という未曾有の環境下、多くの海外選手やメディアが舞台裏をSNSで発信。日本文化の魅力を世界に伝えるなど、競技外も盛り上がった。そんな出来事を「東京五輪総集編」と題し、振り返る。今回は競泳女子のユスラ・マルディニ(難民選手団=シリア出身)が披露したスカジャン姿。背中に「JAPAN」の文字が入った逸品に海外ファンから「これはイケてる」と注目を浴びていた。
和柄を着こなした。難民選手団の旗手を務めた23歳のマルディニが着ているのは、白と青のスカジャンだ。背中には「JAPAN」の文字。派手な柄がデザインされている。左隣にはボグラールカ・カパーシュ(ハンガリー)が同じスカジャンを着てピースサイン。背中を見せながら、振り返ってカメラに視線を向けていた。
画像を公開したマルディニは「誰も私たちには及ばないわ」と7月29日に投稿。海外ファンから「そのジャケット最高。超クール!」「全てのヒーローがマントを着ているわけじゃないわよね」「これはイケてる」「ジャケットめっちゃいい!」「超可愛い」などと反響が寄せられていた。
マルディニはシリア生まれで、ドイツを拠点としていた。7月24日の女子100メートルバタフライで予選落ち。大会後にもスカジャンを着用した写真を投稿するなど夢中のようだった。五輪公式オンラインショップでも販売された「横須賀スカジャン」は3万9600円と高額ながら、競泳女子のエミリー・シーボーム(オーストラリア)もお気に入りのお土産と自身のTikTokで伝えるなど、人気を博していた。(THE ANSWER編集部)