現地11月25日から行われている国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリード、オ…
現地11月25日から行われている国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリード、オーストリア・インスブルック、イタリア・トリノ/11月25日~12月5日/室内ハードコート)。同月30日の準々決勝でドイツが2015年王者であるイギリスに勝利し、2007年大会以来の準決勝進出を果たした。大会公式ウェブサイトやATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなどが報じている。【実際の動画】プッツがバックハンドのウィナーをライン上に決める!【実際の動画】身を投げ出してボールを拾うクラウィーツ【実際の動画】14年ぶりのベスト4進出を喜ぶドイツチーム
ともに連勝でグループを首位で突破したドイツとイギリスは、新型コロナウイルスの影響で無観客開催のインスブルックで対戦。両国は前回の2019年大会でも同じ準々決勝で顔を合わせており、その時はイギリスが2-0で勝利していたが、今回は逆の展開となった。
1試合目でイギリスは世界ランキング25位のダニエル・エバンズが世界86位のペーター・ゴヨブチックに6-2、6-1で快勝、リードを奪う。しかし、2試合目でドイツは世界51位のヤン レナード・ストルフが世界12位のキャメロン・ノリーに第1セットのタイブレークでセットポイントを2度握られながらもそこから3ポイント連取でセットを先取、7-6(6)、3-6、6-2で勝利した。
そして3試合目のダブルスでは、グループステージのセルビア、オーストリア戦でも勝敗の懸かる展開でドイツに歓喜をもたらしてきた二人、ケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ組が今回も期待に応える。ジョー・ソールズベリー/ニール・スクプスキー組との試合は2セット連続でタイブレークとなったが、第1セットでは双方4度ずつセットポイントを迎えたシーソーゲームをモノにし、第2セットのタイブレークでは0-5と大幅にリードされたところから怒涛の7ポイント連取で7-6(10)、7-6(5)の接戦を制した。
クラウィーツとプッツが一緒にダブルスでプレーするのはこれが6試合目。ペアとしての経験は少ないにもかかわらず不利な状況から大一番をモノにしたことについて、プッツは以下のように振り返る。「闘志でも粘り強さでも、何とでも呼んでもらっていいよ。とてもレベルの高い試合だったと思う。(第2セットの)タイブレークで0-5とリードされた時も粘ったよ。とにかく自分たちを信じて目の前のポイントを戦っていたら、勝つことができた」
クラウィーツはオンコートインタビューでチームに感謝した。「(準決勝が行われる)マドリードに行けるなんてすごく幸せだよ。チーム全員が素晴らしかった。大きな声援を送ってくれたね。ここに観客はいないけど、チームが応援してくれたのでそれを感じなかった。おかげで力が沸いたよ。準決勝に勝ち進むことができてとにかく嬉しい」
1980年代後半から1990年代前半にかけて3度デビスカップを制しているドイツは、今回の勝利によって準々決勝で6回連続敗退という不名誉な記録をストップすることに成功。マドリードで開催される準決勝では、ロシア対スウェーデンの勝者と対戦する。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」でのドイツチーム
(Photo by Adam Pretty/Getty Images)