日本代表キャップ保持者のFLツイ ヘンドリックらを擁するレッズ(オーストラリア)が、ようやくトンネルを抜けた。15日に地元ブリスベンのサンコープスタジアムでキングズ(南アフリカ)と対戦し、47-34で勝利。連敗を6で止め、開幕節以来となる…

 日本代表キャップ保持者のFLツイ ヘンドリックらを擁するレッズ(オーストラリア)が、ようやくトンネルを抜けた。15日に地元ブリスベンのサンコープスタジアムでキングズ(南アフリカ)と対戦し、47-34で勝利。連敗を6で止め、開幕節以来となる今季2勝目を挙げた。

 レッズは14-10で迎えた後半早々、オーストラリア人選手として3人目となるスーパーラグビー通算150試合出場を達成したFLジョージ・スミスがトライを挙げると、47分(後半7分)には6番を着たツイが力強い突進でタックラーを弾き飛ばしたあとWTBエト・ナンブリにつないでトライを演出し、リードを広げた。
 ツイが53分にベンチへ退いたあともレッズの攻撃は止まらず、計7トライ。しかし、ディフェンスは粗くキングズにも5トライを許し、ボーナスポイントを獲得することはできなかった。

 それでも、オーストラリア・カンファレンスは不調のチームが多く、レッズは2勝6敗(勝点10)で同カンファレンス2位に浮上している。スーパーラグビーの再編(来年3チーム削減が決定)により、除外される可能性があるキングズは、奮闘したものの1勝6敗(勝点6)となった。