新庄剛志氏の監督就任で沸き上がる日本ハムファンに11月16日、衝撃の一報がもたらされました。 球団から、西川遥輝外野手…

新庄剛志氏の監督就任で沸き上がる日本ハムファンに11月16日、衝撃の一報がもたらされました。
球団から、西川遥輝外野手と大田泰示外野手、秋吉亮投手に来季の契約を提示しないこと、契約保留選手の手続きを行わないことが発表されたのです。
スポーツ紙の野球担当デスクは言います。
「稲葉篤紀GMは球団と再契約する可能性もあると示した上で、3人と来シーズン以降のプレー環境について協議した結果、選手が取得した権利を尊重して、ノンテンダーとすることを説明しました。『ノンテンダー』とは契約オファーをしないということ。他球団との入団交渉がうまくいかず、日本ハムと再契約する場合、大減俸は避けられないでしょう」
札幌ドームでも愛された3選手だけに、日本ハムファンの間でも「あまりに非情ではないか」「まさか3人がリストラとは」「事実上のクビ」と悲しみの声も広がっています。しかし、そこはしたたかな日本ハムのフロント陣。前述のデスクは費用対効果を踏まえ、英断だと評価するのです。
「今季の推定年俸は西川が2億4000万円、大田が1億3000万円、秋吉が5000万円と、いずれも高額です。功労者でも年俸に見合った活躍が出来なかったら、『卒業』させるのが日本ハムのやり方。そして球団フロントが『見切った』選手で、他球団で復活した例はほぼない。陽岱鋼に中田翔、吉川光夫と、その後を見極める『眼』には確かなものがあります」
しかし、ともに熱い歳月を過ごしたファンとしては、ドライに割り切れないものがあります。前述のデスクは「日本社会の義理人情の世界観は理解できますが」と言いながらも、ノンテンダーが今後の日本球界の主流になると予想するのです。
「コロナ禍で入場制限が設けられた影響で、各球団とも大幅な利益減に苦しんでいます。観客が減れば入場料収入が減り、グッズや飲食の収入も減る。しかし選手の年俸を大幅に下げるわけにはいかない。そんなジレンマに襲われる中、『ノンテンダー』は極めて理に適ったシステム。今後は各球団が導入していくことになるでしょう」
しっかりとした成績を残せば年俸は上がり、そうでなければ下がる。実力至上主義のプロ野球において、ある意味、分かりやすい制度とも言えます。
「ノンテンダー」は野球界にとどまらず、年功序列的な日本社会の価値観が変化する、きっかけになるかもしれません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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