グランドスラム優勝経験者のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、そしてマルチナ・ヒンギス(ス…
グランドスラム優勝経験者のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、そしてマルチナ・ヒンギス(スイス)が、2021年12月18日と19日に南アフリカのヨハネスブルグで開催されるエキシビション大会「アフリカ・ケアーズ女子テニスチャレンジ」に出場することが、他の出場者に先立って発表された。南アフリカの成長株の男子選手らも、この大会の混合ダブルスに出場することが決まっている。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じている。【関連記事】フェデラーVSナダルが世界記録を更新!一度に5万人超のファンを魅了
この大会は、南アフリカでテニスを盛り上げること、そしてジェンダーに基づく暴力に対する意識を高めることを目的としている。
ハレプとビーナスは今も現役でツアーを回っているが、ヒンギスは引退後の2013年にダブルス専門で復帰した後、世界ランキング1位であった2017年に、再び現役を引退した。スイス女子テニス代表のチームドクターだったHarald Leemann氏と結婚し、2019年3月には長女のリアちゃんを出産。現在はテニスコーチとして活動している。
ハレプの2021年シーズンは、ふくらはぎの怪我により「全仏オープン」と「ウィンブルドン」への出場は叶わなかったが、怪我からの復帰はまずまずであった。10月末の「WTA250 クルジュ=ナポカ」では決勝に進出。だがハレプにとって今年最後の大会となった「WTA250 リンツ」では、準決勝を棄権することを余儀なくされた。
ビーナスもまた、今年は怪我に悩まされてきた。大会では早期敗退に終わることが多く、「全米オープン」が始まる前にシーズンを終えた。現在の世界ランキングは300位圏外である。プロ選手としては厳しい1年であったが、コート外では充実の日々を送っている。グランドスラム7度優勝を誇るビーナスは現在、妹のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と共に、父リチャード氏についての伝記映画「ドリームプラン」のプロモーションで忙しくしている。この映画では、リチャード氏の役を人気俳優のウィル・スミスが演じている。映画のプレミア試写会で、ビーナスは父の物語がようやく正しい形で語られたと述べた。これは、彼女の家族がどのようにしてあらゆる困難を乗り越えて成功を収めたのかについての物語であり、ビーナスはこの映画がその全てを描き出した様をとても誇らしく思っているという。
南アフリカでは、2020年の2月にケープタウンでロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)もエキシビション大会を行い、5万人を超える観衆を集めて、テニスの観客動員数最多記録を作っている。今度は女子のレジェンドや現役チャンピオンたちが出場する大会に、南アフリカは盛り上がることだろう。
(テニスデイリー編集部)
※写真は2018年「全仏オープン」でグランドスラム初優勝を果たした時のハレプ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)