最終戦から一夜、テレビ収録に参加 腰痛の手術はしない予定 女子ゴルフの国内ツアーで初めて賞金女王に輝いた稲見萌寧(都築電気)が、今季最終戦から一夜明けた29日、宮崎市内で行われたテレビゴルフマッチの収録に参加した。早朝からクラブを握り、原英…

最終戦から一夜、テレビ収録に参加 腰痛の手術はしない予定

 女子ゴルフの国内ツアーで初めて賞金女王に輝いた稲見萌寧(都築電気)が、今季最終戦から一夜明けた29日、宮崎市内で行われたテレビゴルフマッチの収録に参加した。早朝からクラブを握り、原英莉花(日本通運)らと談笑しながらも奥嶋誠昭コーチとスイングチェック。収録後は、オフも毎日クラブを握り続けることを明かした。

 稲見はご機嫌だった。参加したのは、12月26日に放送されるTBS系「京セラ フェニックスチャレンジ」(午後4時~)の収録で、午前8時には原、小祝さくら、勝みなみ、青木瀬令奈、笠りつ子と並んで記念撮影。勝とペアリングが決まると、「勝さんとはいつも美容の話をしています」と明かすなど、番組を盛り上げた。

 収録後は取材陣の前に立ち、「昨夜はハシゴしてうどんで締める予定でしたが、一緒にいった人たちが1軒目でお腹がいっぱいになって行けませんでした。私は全然食べられたのに」と明かした。オフの過ごし方を問われると、「練習とトレーニングです」と即答。「明日もですか?」「毎日、クラブを握りますか?」との質問には、いずれも「はい」と返した。

 シーズン終盤には腰痛に悩まされたが、手術はしないといい、「ケアをしながら距離を伸ばすトレーニングをしたいです。10ヤードは伸ばしたいです」とプランを明かした。22歳にして通算10勝を積み上げたが、目標は「最強のプロ」であり、永久シードの30勝。どこまでも貪欲な稲見は、そこに向けて迷わず突き進む。(THE ANSWER編集部)