男子のシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」で準優勝に終わったダニール・メドベージェフ(ロシア)が、これからの…

男子のシーズン最終戦「Nitto ATPファイナルズ」で準優勝に終わったダニール・メドベージェフ(ロシア)が、これからの男子テニス界について語った。ロイター通信など複数のメディアが報じている。【関連記事】テニス史上最高"GOAT"選手ランキング~男子編

ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が「ビッグ3」と呼ばれているのに対して、25歳で世界ランキング2位のメドベージェフは、24歳で世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、23歳で世界4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)、そして28歳で世界15位のドミニク・ティーム(オーストリア)とともに次の世代を担う「ネクスト4」と呼ばれることに。そんなメドベージェフは、テニス界の世代交代についてこう話す。

「トップ争いをしていたビヨン・ボルグ(スウェーデン)とジョン・マッケンロー(アメリカ)が引退した時、みんな“テニスは終わった。彼らのような偉大な選手は二度と現れないだろう”と思った。でも現れたんだ。ピート・サンプラス(アメリカ)とアンドレ・アガシ(アメリカ)というトップ選手がね。それでサンプラスが引退したらまた“ああ、テニスは終わりだ”ってなったよね」

「そこへノバクにロジャー、ラファが現れた。彼らが頭角を現す少し前までみんな、“テニスはもう面白くない”って言っていたけどね。今もそれと同じだよ。テニスは素晴らしいスポーツだから、僕たちの世代で人気が落ちるとは思えない。僕たちがそれぞれグランドスラムのタイトルを20も獲得するかといったらそれは難しいかもしれないけど、彼ら以前の世代だってそんなことは達成していないじゃないか。だから僕たちの勝利数が少なくても恥じることはないと思っている」

「ネクスト4」の中でグランドスラムのタイトルを手にしているのは、2020年の「全米オープン」でズベレフ相手に5セットまでもつれ込んだ決勝を制したティームと、ジョコビッチを倒して今年の「全米オープン」で優勝したメドベージェフだけだ。残る二人、ズベレフとチチパスはまだグランドスラム優勝を果たしていないが、それぞれ2020年の「全米オープン」と今年の「全仏オープン」の決勝で最初の2セットを取ったところから逆転負けと、あと一歩のところまで迫っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのジョコビッチ(左)とメドベージェフ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)