ソフトバンクの昨季のドラフト1位ルーキー・高橋純平投手が、待望の1軍デビューを果たした。14日のオリックス戦(ヤフオクD)に2番手でマウンドへ上がると、本拠地ファンから大歓声で迎えられた。■1死一、三塁のピンチから小田、駿太を2者連続三振 …

ソフトバンクの昨季のドラフト1位ルーキー・高橋純平投手が、待望の1軍デビューを果たした。14日のオリックス戦(ヤフオクD)に2番手でマウンドへ上がると、本拠地ファンから大歓声で迎えられた。

■1死一、三塁のピンチから小田、駿太を2者連続三振

 ソフトバンクの昨季のドラフト1位ルーキー・高橋純平投手が、待望の1軍デビューを果たした。14日のオリックス戦(ヤフオクD)に2番手でマウンドへ上がると、本拠地ファンから大歓声で迎えられた。

 この日は先発の中田賢が初回に4失点するなど乱調。5回5失点でKO降板した。

 12日に1軍登録された高橋は、2番手として6回からマウンドへ。ファン待望の新人右腕の名前が場内にコールされると、スタンドから大歓声が上がった。

 高橋が最初に迎えたのはT-岡田。初球ボールの次に空振りを奪ったが、3球目は再びボール。2ボール1ストライクからの投じた4球目、145キロの真っすぐを捉えられた。高々と舞い上がった打球は右翼ホームランテラス席へと飛び込む4号ソロ。1軍で対戦した最初の打者に、いきなり洗礼を浴びた。

 中島にも4球目フォークを左翼への二塁打とされると、大城を二ゴロに打ち取って1死三塁。伊藤に四球を与えて一、三塁とすると、コーチがマウンドへ向かう場面もあったが、小田、駿太を連続空振り三振に仕留め、さらなる失点を防いだ。

 念願の1軍デビューが叶ったが、プロの厳しさを教えられるホロ苦い第一歩となった。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani