男子顔負けのSP世界最高得点87.42点「ワリエワには無限の可能性がある」 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦ロシア杯は26日、女子ショートプログラム(SP)で15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)が世界歴代最高となる87.4…

男子顔負けのSP世界最高得点87.42点「ワリエワには無限の可能性がある」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦ロシア杯は26日、女子ショートプログラム(SP)で15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)が世界歴代最高となる87.42点で首位に立った。一躍、北京五輪金メダル本命に躍り出ようとしている逸材に対し、五輪公式サイトも絶賛している。

 大技の3回転アクセルを両手を上げながら決めるなど、圧巻の演技を披露したワリエワ。男子顔負けの87.42点を叩き出し、これでSP、フリー、合計と3つすべてで世界最高得点保持者となった。もちろん、堂々たる首位発進だ。

 五輪公式サイトは「カミラ・ワリエワがロステレコム杯で女子SPの世界記録を約2点更新した」と見出しを打って特集。「カミラ・ワリエワを表現するために使われる最上級の言葉は非常に多くある。輝き、洗練、最高、エレガント、優雅。ロシア人フィギュアスケーターはその全てを表していた」と手放しで絶賛。「全ての要素を成功させ、振り付けと一体化させ、ハイスコアを打ち立てた」と評価した。

 ワリエワは今季シニア1年目の15歳。GPシリーズデビュー戦となった第2戦スケートカナダで優勝しており、強豪ひしめくロシア勢でも抜きん出ようとしている。記事でも「2022年北京五輪で金メダルを獲得するかどうか。ワリエワには無限の可能性がある」と期待。この調子なら2月の北京五輪も本命として迎えることになりそうだ。(THE ANSWER編集部)