バルセロナに所属する１９歳のスペイン代表ＭＦぺドリの負傷が再発。今年中の復帰が絶望となっているようだ。スペイン『アス』…
バルセロナに所属する１９歳のスペイン代表ＭＦぺドリの負傷が再発。今年中の復帰が絶望となっているようだ。スペイン『アス』が現地時間１１月２５日に報じた。
■昨季フル稼働
昨季のペドリは、バルサや代表でフル稼働のシーズンとなった。バルサでは公式戦５２試合に出場し、４得点６アシストの活躍。今年３月のワールドカップ予選に臨むスペイン代表に初招集されると、同６月〜７月に行われたＥＵＲＯ２０２０に臨むスペイン代表にも選出。同大会では全６試合にスタメン出場し、スペインの決勝進出に貢献。最優秀若手選手を受賞した。
それだけでなく、ペドリはＥＵＲＯ後に東京五輪へ出場。Ｕー２４スペイン代表の一員として、ここでも全６試合に出場し同代表の決勝進出に貢献していた。昨季開幕からクラブと代表でフル稼働となり、身体を酷使していたことは間違いない。疲労があったことは事実だろう。
■今季はわずか公式戦４試合の出場
今季のペドリは、ここまで公式戦４試合の出場にとどまっている。リーグ開幕から２試合にスタメン出場を果たしたが、９月２９日のチャンピオンズリーグ（ＣＬ）のベンフィカ戦（０−３敗戦）以降プレーしていない。現在、左太腿の怪我により戦列を離れている。
その後、復帰に向けてリハビリを続けていたペドリだったが、『アス』によると、１週間前に左太腿の怪我を再発。シャビ監督とドクターが話し合った結果、左太腿の怪我を完治させることを優先するという。ここで無理はさせないという結果に至った。
■ゴールデンボーイ受賞も…今年中の復帰は絶望
スペイン『アス』によれば、ペドリの今年中の復帰は絶望。来年１月までプレーできないという。昨季はクラブと代表でフル稼働させた代償なのかもしれない。それが直接的とは言い難いが、多少なりとも影響はあったはずだ。
ペドリはイタリア『トゥットスポルト』主催の欧州で最も活躍した若手選手に贈られるゴールデンボーイ賞を受賞。昨季の活躍ぶりから今季にかかる期待も大きかった。しかし、今季は怪我の影響でまだ４試合の出場のみ。ペドリはいつ完全復活となるのだろうか。
