ニック・ベレオス氏「騎馬闘牛士の雰囲気を感じさせます」 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯と第5戦フランス杯がそれぞれ行われ、熱戦が繰り広げられた。米デザイナーは両大会に出場した選手の衣装をチェック。男子では日本の…

ニック・ベレオス氏「騎馬闘牛士の雰囲気を感じさせます」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯と第5戦フランス杯がそれぞれ行われ、熱戦が繰り広げられた。米デザイナーは両大会に出場した選手の衣装をチェック。男子では日本の宇野昌磨(トヨタ自動車)を最高評価している。

 独自の分析でフィギュアファンに知られる米国のデザイナー、ニック・ベレオス氏は自身のブログを更新し、男女シングル、アイスダンス、ペア各種目からピックアップして採点。なかでもNHK杯に出場した宇野に最高得点「9.75」をつけた。

 取り上げたのは、フリーの衣装だ。「『ボレロ』で着用しているこちらのゴージャスな衣装も、(マシュー)キャロンのデザインです。ブラックとゴールドの組み合わせは、ボレロベストにゴールドで縁どられた装飾、実になめらかなラインとなっており、騎馬闘牛士の雰囲気を感じさせます」と評価した。

 さらに「非常にモダンかつスタイリッシュでありながら、衣装としてのセンスの良さも十分に持ち合わせています」とも付け加えた。大会では合計290.15点で優勝した宇野だったが、その衣装でも高い評価を受けることになった。(THE ANSWER編集部)