JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第1R 女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)が25日、開幕した。2週連続Vとともに大会連覇を狙う前年女王・原…

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第1R

 女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)が25日、開幕した。2週連続Vとともに大会連覇を狙う前年女王・原英莉花(日本通運)は2バーディー、4ボギーの74で回り、首位と10打差の2オーバー25位タイと出遅れた。

 原は前半5番までに2バーディー、2ボギーと出入りの激しい立ち上がり。6番以降はパープレーで粘っていたが、17、18番で連続ボギーとなり、2オーバーで初日を終えた。ディフェンディングチャンピオンとして迎えた今大会。「最後2ホールで落としてしまって、すごいもったいないなっていうプレーでした」と振り返った。

 ドライバーに苦しみ、修正点については「今日はフェアウェイキープが3回しかなく、セカンドショットが難しいショットが多かったので。やっぱりしっかりとフェアウェイをキープして、セカンドショットを狙えるように、ティーショットをちょっと修正したいなと思っています」と語った。

 優勝した前週の大王製紙エリエールレディスオープンの大会中から腰痛を訴えていた原。大会後は松山から横浜に戻り、治療を受けて宮崎入りしていた。ドライバーの不調は腰の影響もあるのかと問われ、「そこを怖がってというのと、練習があんまりできてなかったというので、ちょっとうまくいかなかったです」と肩を落とした。

 現在もシールに針がついた「置き針」を打ったままプレーしている原。「ずっと針入ってるんですよ。それがたまにピリッてきたりします(笑)。(置き針は)いや、今季は結構ありました。ずっと腰痛が気になっていたので」と明かした。

 満身創痍の状態に思われるが、明日以降の影響を問われると「いや、関係ないです」とキッパリ。「ラスト3日間なんで、気合いでアンダー出せるように頑張りたいです」と前を向いていた。(THE ANSWER編集部)