<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>24日、国際卓球連盟(ITTF)は世界卓球ヒューストン大会が行われる中、年次総会を開催し、第8代会長としてスウェーデンのペト…

<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>

24日、国際卓球連盟(ITTF)は世界卓球ヒューストン大会が行われる中、年次総会を開催し、第8代会長としてスウェーデンのペトラ・ソーリング氏を選出したことを発表した。史上初の女性会長誕生となる。

ITTF会長は、加盟団体の代表者によって選出されるもので任期は4年。同じ役職で2回まで再選される可能性がある。今回のソーリング氏は、トーマス・ワイカート氏の後任として新会長に就任する。

4つの柱

ソーリング氏は、20年にわたり卓球界のガバナンスに携わってきた。2009年にITTF執行委員会のメンバーに選出されてからは、パラ部門、持続可能性など、連盟のいくつかの重要な分野を担当。2013年には最も重要なITTF財務担当執行副会長に就任した。また、スウェーデン・マルメの不動産業界でも成功を収めている実業家でもある。

ソーリング氏は、ITTF加盟団体の団結、ガバナンスの強化、商業的成長、そして持続可能性という4つの柱の目標を掲げ、戦略を実行していくという。

ペトラ・ソーリング氏のコメント




写真:新会長のペトラ・ソーリング氏(スウェーデン)/提供:Courtesy of ITTF

この役職に選ばれたことを大変光栄に思います。卓球界の親愛なる友人や同僚の皆さんに感謝します。私は皆さんのための会長になりたいと思っています。これからの数年間、私は皆さんのために、そして皆さんと一緒に働きます。ITTFを率いるという私の使命を達成するには、皆さんの貴重な考えやコミットメントがなくてはならないのですから。

私は、卓球が世界を代表するスポーツの1つになることを確実にし、代表するスポーツの中でもさらに高い目標を掲げ、近代的で多様性に富み、統一された世界的なスポーツ連盟として、スポーツ界の最前線でトップを目指したいと考えています。

ビジネスとスポーツに関して、私たちは急速に変化する時代にいます。それは卓球だけではありません。私たちは、伝統や基本的な価値観を失うことなく、前進していかなければなりません。

文:ラリーズ編集部