前年度覇者のチェコは来週末に行われるフェドカップ・ワールドグループ準決勝「アメリカ対チェコ」戦に上位選手なしで臨むことになった。 今回、選出されたのはカテリーナ・シニアコバ、クリスティーナ・プリスコバ、デニサ・アレルトバ、マルケタ・ ボ…

 前年度覇者のチェコは来週末に行われるフェドカップ・ワールドグループ準決勝「アメリカ対チェコ」戦に上位選手なしで臨むことになった。

 今回、選出されたのはカテリーナ・シニアコバ、クリスティーナ・プリスコバ、デニサ・アレルトバ、マルケタ・ ボンドロウソバという経験の浅いメンバーで、4月22、23日にアメリカ・フロリダ州サドルブルックのクレーコートでアメリカと戦う。

 クリスティーナ・プリスコバとボンドロウルソバは新顔で、シニアコバとアレルトバは過去に一度だけフェドカップのダブルスをプレーしたことがある。

 チェコをここ6年で5度のタイトルへと導いたカロリーナ・プリスコバ、バーボラ・ストリコバ、ルーシー・サファロバは今回、出場を見合わせた。

 ウィンブルドン・チャンピオンのぺトラ・クビトバは、昨年12月に不法侵入者から刃物による暴行を受けた際のケガのせいで、まだプレーすることができない。

 この「アメリカ対チェコ」の勝者は、もうひとつの準決勝「ベラルーシ対スイス」の勝者と11月11、12日に行われる決勝で戦うことになる。(C)AP(テニスマガジン)