楽天のオコエ瑠偉外野手(24)が22日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の来季年俸1000万円(年俸は…

 楽天のオコエ瑠偉外野手(24)が22日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の来季年俸1000万円(年俸は推定)でサインした。

 プロ6年目のシーズンは42試合、打率・223、0本塁打6打点で終了。今季は2月に左手首を手術し、後半戦初戦から1軍に昇格するも、途中で降格となっていた。

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 今季については「だいたい1年半くらい野球を全くやっていなかったので、その中で少しでも1軍に出られて多少なりとも試合に出られたところでは自分としてはほっとしています」と近年はケガが多かった中で、昨季は年間通して一軍出場なし。今季は後半戦から一軍で出場を果たしたとあって、安堵の表情も。さらに来季に向けては「レギュラーを取りたいです」とキッパリ。強化ポイントに関しては「やっぱりバッティングという部分でもっと高めていきたいと思います」と打力アップを誓った。

 一方でオコエが掲げた強化ポイントに関して球界内からはこんな声も。

「バッティングはもちろん大事だが、オコエの場合は年間通して試合が出られるだけの体力作り、守備力強化もレギュラー獲りのためには大事なポイントとなる。そのあたりの自覚が果たしてあるのか」(球界関係者)。

 一軍昇格後、後半戦すぐは2戦連続適時打も飛び出すなど打撃も好調だったが、9月に入ってから段々と湿りがちとなった。そんな中で起きたのが「懲罰降格」事件だった。

 10月14日のソフトバンク戦(楽天生命)で、3点リードの8回に同点につながる送球ミス(記録は野選と失策)。オコエは8回から守備固めで入りながら、3点リードの二死満塁の場面で柳田の中前打を捕球、ここで誰もいない三遊間あたりにボールを投げる送球ミスをしでかした。そのすきに一塁走者の栗原も生還。一気に3点を返され、その後の逆転につながる痛恨のエラーとなった。 試合後、石井監督は「いかなる理由があってもまず内野にボールを渡すことが第一条件。ミスを責めるわけではないが、映像を見て理由を詰めたい。軽率になるのはいけない。油断が大きな穴につながる」とコメントしていた。翌15日に登録抹消となった。その後、CSに進出したチームにも戦力として呼ばれることなく、シーズンは終了していた。

 このプレー以外にもオコエの守備に関しては「自身の身体能力に絶対の自信もあるのか、好プレーも多い一方で捕球位置に早めに入る、状況判断をしっかり行うなどの基本的なプレーを怠っている場面も見かけられる。外野手としてレギュラーを獲りたいのならば、まずは守備が安定しないと難しいかもしれない」(同)

 打撃アップを目標に掲げたが、基礎固めを求める声が上がった。期待の大型野手として入団時から高い期待をかけられてきたオコエも来季でプロ7年目を迎える。球界では高卒の選手は7年目までが1つの区切りと言われていて、「この時期までに何かしら結果を残しておく必要がある」(同)

 来季はいよいよ進退を賭けた大事な年となりそうなオコエ、周囲の期待は未だ高いだけに一層の奮起が求められそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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