ポーターを下して防衛、海外メディア「誰もやったことないことを成し遂げた」 ボクシングのWBO世界ウェルター級タイトル戦が20日(日本時間21日)、米ラスベガスで行われ、王者テレンス・クロフォードが挑戦者の元WBC&IBF同級王者のショーン・…

ポーターを下して防衛、海外メディア「誰もやったことないことを成し遂げた」

 ボクシングのWBO世界ウェルター級タイトル戦が20日(日本時間21日)、米ラスベガスで行われ、王者テレンス・クロフォードが挑戦者の元WBC&IBF同級王者のショーン・ポーター(ともに米国)を10回TKOで下した。最後は圧巻の猛ラッシュで決着。海外メディアが実際のシーンを公開すると、多くのファンが「このスキルを見てくれ!」と興奮している。

「パウンド・フォー・パウンド(PFP)でも名を知られるクロフォードが圧巻の強さで度肝を抜いた。決着は10回だ。クロフォードがカウンターの左ストレートでダウンを奪取。勢いに乗った王者は一気に畳みかけ、強烈に右オーバーハンドで2度目のダウンを奪った。ポーターはなんとか立ち上がったが、陣営が棄権。堂々たる防衛だった。

 キャリアで一度もKO負けがなかったポーターは試合後に現役引退を表明した。英衛星放送局「スカイスポーツ」のボクシング専門ツイッターは「テレンス・クロフォードが誰もやったことがないことを成し遂げて、ショーン・ポーターを10回で止めた」と記し、1度目のダウンから決着シーンまでを動画付きで紹介。ボクシングファンを驚かせている。

 コメント欄には「惑星最強のウェルター級王者」「スペシャルだ」「距離を取ってパンチを打ってくる選手を倒すのは難しい」「ファンタスティックな勝利」「このスキルを見てくれ!」「一流」などの声が上がり、今週末の目玉カードだったウェルター級頂上決戦を楽しんだ様子。クロフォードが紛れもなく、その主役だった。(THE ANSWER編集部)