先週のGIエリザベス女王杯は荒れましたね。3連単の配当が300万円超えとは......本当に驚きました。マイルCSの予…
先週のGIエリザベス女王杯は荒れましたね。3連単の配当が300万円超えとは......本当に驚きました。

マイルCSの予想をしてくれた、ほのかさん
さて、今週はGIマイルCS。過去5年の結果を振り返ると、GI連対歴のある馬が馬券に絡むことが多かったので、今回はその点を重視して予想したいと思います。
そうなると、やはり人気馬が中心。結論を先に言ってしまえば、私は今回「3強」のレースと思っていて、上位人気が予想されるグランアレグリア、シュネルマイスター、インディチャンプの争いと見ています。
そのなかで本命はインディチャンプです。
過去のマイルCSでも、一昨年が1着、昨年も2着。このレースがすごく合っている馬なのは間違いありません。それに、同馬を管理する音無秀孝調教師が、「昨年はコンディションの問題でやっと使えたが、今年は状態がいい」とコメント。レースにやっと間に合った昨年が2着なら、今年はさらなる躍進が期待できます。
昨年の実績からして、阪神が舞台になることも問題ありません。過去、6歳馬の成績はそれほどいいとは言えませんが、父ステイゴールドも7歳になってGI(香港ヴァーズ)を勝っているので、きっと大丈夫だと思います。
対抗はグランアレグリア。GI5勝はダントツの実績ですし、そのうち4勝がマイルGIというのは心強い限りです。
そうしたGI実績を踏まえれば、本来は本命にすべきところですが、今回は中2週というレース間隔に不安を感じて、対抗という評価に下げました。現に中2週で臨んだ春のGI安田記念では2着。鞍上のクリストフ・ルメール騎手も当時、「こんな彼女は初めて」と言っていましたから。
グランアレグリアはこれが引退レースですし、強い牝馬は有終の美を飾るイメージがありますが、もう少し間隔を空けたローテーションだったら......というのが正直なところ。今回は輸送もあるので、インディチャンプには及ばないかな、と。
▲はシュネルマイスターです。マイルGIのNHKマイルカップを快勝していますし、何と言っても前走の毎日王冠での末脚がスゴかった!
鞍上は、毎日王冠のルメール騎手から横山武史騎手に乗り替わりとなりますが、安田記念ではその横山武騎手とコンビを組んで3着と奮闘。さらに横山武騎手自身、この秋はGI2勝と好調ですから、何ら心配はありません。ノッてる騎手は買え、です。
初輸送が心配なので3番手にしましたが、マイルCSでは過去5年で3歳馬が2勝。今年も3歳馬が勝つとすれば、この馬でしょう。
特注の☆はカテドラルです。今回の予想で重視したGIでの連対実績はありませんが、3着ならありそうな馬、ということで印をつけました。今年に入って5戦1勝、2着3回と好成績を残しており、連に絡んだ4戦のうち、3戦が芝1600mのレース。その実績からも、無視することはできませんでした。
とりわけ、前走の京成杯オータムハンデの勝利が圧巻でした。最後の直線で前が詰まり、外に進路変更せざるを得ない状況から豪快な差し切り。まさかあの位置から届くとは思いませんでした。前々走の中京記念(2着)あたりから馬が変わってきた印象がありましたが、その勝ちっぷりを見て「いよいよ覚醒したな」と実感しています。
△はケイデンスコールです。これまでの4勝はすべてマイル戦。3歳時にはNHKマイルCで14番人気ながら2着に入って波乱を演出しています。
マイル適性があるのはもちろんですが、上がりに速い脚を使える点も魅力。3走前のマイラーズCでは同じ阪神・芝1600mの舞台で強い勝ち方を見せましたし、一発がありそうな予感がしています。
私が印を打ったのは、以上の5頭。人気馬を3頭とも入れているので、頭数を絞りました。買い目はまず、インティチャンプの単勝。そして3連単はフォーメーションで、1着にインティチャンプ、2着にグランアレグリア、シュネルマイスター、3着にグランアレグリア、シュネルマイスター、カテドラル、ケイデンスコールへと流したいと思っています。
ちなみに、上位人気になりそうなところでは、サリオスは右トモの状態に不安が残るので消し。また、3歳馬が来るならシュネルマイスターだろう、ということでグレナディアガーズも外しました。
とにかく勝つのは、インディチャンプ。きっと勝ちます! 鞍上も好調な福永祐一騎手ですし、スプリンターズSのピクシーナイトのときのように鮮やかに勝ってくれると期待しています。