ニューヨーク国際オートショーの開催を前に、アウディがGT4バージョンの「R8 LMS」をワールドプレミア。同社のカスタマーGTレーシングカーのラインアップが一層の充実を果たすこととなった。「Audi R8 LMS GT4」は、GT4カテゴリ…
ニューヨーク国際オートショーの開催を前に、アウディがGT4バージョンの「R8 LMS」をワールドプレミア。同社のカスタマーGTレーシングカーのラインアップが一層の充実を果たすこととなった。
「Audi R8 LMS GT4」は、GT4カテゴリーのレース参戦を主目的とするマシン。GT4は近年、海外で広がりを見せつつあるカテゴリー(規定)で、プロ化およびハイレベル化が顕著なGT3の次位カテゴリーとして隆盛の兆しがある。日本でもスーパー耐久(S耐)には今季からGT4車両を対象とするST-Zクラスが設定されている。
SUPER GTのGT300クラス等で採用されているGT3規定車の「Audi R8 LMS」、S耐のST-Rクラスにも参戦するTCR規定車「Audi RS 3 LMS」、それに加えて「Audi R8 LMS GT4」が登場し、アウディ(アウディ スポーツ)のカスタマーGTレーシングカー・ラインアップはさらなる充実を見せることになった。今後、世界各国の有力チームにより、新たな「Audi R8 LMS GT4」も参戦の翼を広げていくことが予想される。
市販ロードカーのR8クーペと60パーセントのコンポーネントを共有する「Audi R8 LMS GT4」、その勇姿が最初に見られるのは5月25~28日のニュルブルクリンク24時間レースとのこと。将来的には日本(S耐)のレースシーンへの登場にも期待がかかる。
アウディR8 LMS GT4《写真提供 Audi》
アウディR8 LMS GT4《写真提供 Audi》
アウディR8 LMS GT4《写真提供 Audi》
アウディR8 LMS GT4《写真提供 Audi》
アウディR8 LMS GT4《写真提供 Audi》
アウディR8 LMS GT4《写真提供 Audi》