まさに、縁の下の力持ち--。今季の立大を陰から支えるスタッフ陣に注目したい。200人近い部員の個性を引き出し、まとめる、そんな役割を担う市原(コ4=富士学苑)と、井上(コ4=福岡大大濠)に現在のチームについて話を伺った。

井上浩太(コ4=福岡大大濠)

--新チームの印象
今年は一体感をテーマにやっているので、皆で一つのことに集中して何事もやっていこうとうことでやっているので、そういったところはチームに浸透していると思います。雰囲気は良い意味でうるさいというか、元気なチームだなと感じています。

--新座キャンプを振り返っていかがでしたか
新座のメンバーも、上を目指すという気持ちを皆が持っていて一体感がありました。オープン戦も3戦全勝だったので、本当に良いキャンプを送れたのかなと思います。MVPを挙げるなら宮崎(コ2=相模原)かな、と思いますね。東農大戦で完封という結果も残しましたし、彼なら出すべくして出した結果だとも思いますけど、彼が一番頑張ったのかなと思いますね。

--今季の投手陣については
力で抑えるタイプではないので、バッテリー間でうまくコミュニケーションをとって抑えていくのが今年だと思います。昨年は澤田さんや田村さんがベストボールを投げていれば打たれることはなかったのですが、今年はそうではなくなってきているので、いかに相手を分析していくかだと思います。そういう意味では、キャンプ中にも配球を学ぶミーティングを行ったりしていたので、意識を変えているなと感じます。藤田(営4=県岐阜商)を中心にやっていますね。ですが、個人的には投手コーチをやっている林(済4=東筑)が今の投手陣を間違いなくまとめ上げているなと思います。

--ムードメーカーはいますか
たくさんいますが、今年もやはり松崎(文3=横浜)は健在ですね。松崎は、出れば何かしらやってくれるのではないかな、と思わせる雰囲気を持っていると自分に限らず皆が思っていると思います。

--練習を見ていて、頑張ってほしい選手はいらっしゃいますか
やはり、地道な努力をしている選手は頑張ってほしいと思いますね。個人的には大東(社4=長良)には頑張ってほしいと思います。皆頑張っている中で、誰もが頑張っていると認めるのは大東だと思うので、大東には結果を出して、良いシーズンにしてほしいです。

--マネージャーやっていてよかったと思う瞬間は
大学ではまだないですかね。よかったというよりは、自分の仕事がいつも通り、何事もなく終わっていくのが、自分としてはよかったというか。マネージャーの仕事は地味なので、こんなことやっていたのか、と気づかれないことをやっています。そういうところにやりがいを見出している部分もあって。何もないが一番良い、これにつきますね(笑)

--主務になった経緯
去年の7月に監督から呼ばれて、頼まれました。今年は当番校としても、頑張ってくれと言われました。その日は、やはり忘れられない日になっていますね。うれしいというよりは、身の引き締まる思いというか。自分がしっかりしないと東京六大学野球がうまく運営できないので、92年目の歴史に汚点を残さないように、という思いが強くなりました。元々入部するときに面接があって、その時に当番校が今年であることはわかっていました。ですが、改めて言われて身の引き締る思いですね。

--今年はフレッシュリーグなど仕組みが大きく変わりますが
すごく六大学野球を活性化しようという動きが大きくなっているので、それは本当に良いことだと思います。観客数も落ちてきていて、それをどのようにプロモーションしていくかというところで六大学野球ゼミナールも始まっていますし、もともと六大学野球を広めたいという思いが自分の中にあったので、よいと思います。新人戦も、運営側は体力的にきついかもしれませんが、やれることはやりたいので、本当にもっと活性化していけばよいなと思いますね。

--主将・熊谷選手の印象
責任感が本当に強いと思います。主将になったとたん、野球以外の部分も真面目になったというか。今までがまじめでなかったわけでは全くないのですが。本当に責任感が強いと思いますね。(--今までの主将とは違いますか) 歴代と比べて突出しているかはわからないですが、キャリアが違うと思うのですが、歴代と比べても謙虚だと思います。決しておごらないですし、野球に対しても冷静な考えを持っていて、客観的にチームを見ることができる主将だと思います。

--最後に、応援してくださるファンに一言お願いします。
頑張っている部員を応援してあげてください、という気持ちです。そういった選手を神宮球場で応援してあげてください。そして、リーグ戦後に18年お待たせしました、と言いたいですね。

-ありがとうございました!

井上浩太(いのうえ・こうた)1995年6月18日福岡県生まれ。コミュニティ福祉学部4年/主務/福岡大大濠/175㌢65㌔

次回は、副将・江波戸龍星選手(コ4=成田国際)、副将・藤田凌司(営4=県岐阜商)です。お楽しみに!

(取材・川村健裕、渡邉紘也/編集・川村健裕)