第38回・マイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)の枠順が19日、発表され…

第38回・マイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)の枠順が19日、発表された。

マイルGI4勝を挙げ、ディフェンディングチャンピオンとして連覇に挑むグランアレグリアは6枠12番に、前走毎日王冠で古馬を撃破した3歳馬シュネルマイスターは2枠3番、19年の覇者インディチャンプは4枠7番に入った。

この記事では、過去10年データをもとに予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。

◆【マイルチャンピオンシップ2021予想/危険な人気馬-前編】2強の一角は“消し” 世代交代が謳われるマイル戦で「買うべきではない」1頭とは

■グレナディアガーズは厳しい枠に

上位人気が予想されるグランアレグリアが入った6枠は、過去10年で【1-1-0-18】と2頭しか馬券に絡めていない。2017年にエアスピネル(2人気)が2着に好走し、14年にはダノンシャーク(8人気)が勝利したものの、17年イスラボニータ(1人気5着)や13年クラレント(4人気11着)など上位人気馬の凡走も目立つだけに、全幅の信頼は置けないところ。こちらも上位人気が予想されるシュネルマイスターが入った2枠は、過去10年で【1-1-3-15】という成績で、昨年はグランアレグリアが2枠から勝利を挙げていた。

また、グレナディアガーズとロータスランドが入った5枠は過去10年で【0-1-0-19】と過去に連対した馬は2015年のフィエロ1頭のみという鬼門の枠となっている。2019年にはアルアインが5枠に入り5番人気の支持に推されるも16着に大敗してしまっているように人気馬の凡走も目立つ。グレナディアガーズは強力な末脚を評価されて上位人気に支持されそうだが、全幅の信頼は置けない。

■最多タイの勝利数を誇る3枠には伏兵馬が入る

最多3勝を挙げているのは3枠と8枠。アベレージを比較してみると、8枠が勝率10.0%、連対率10.0%、複勝率13.3%、3枠は勝率15.0%、連対率15.0%、複勝率20.0%とわずかだが3枠が上回っている。なお、2019年インディチャンプ(3人気)、13年トーセンラー(2人気)、11年エイシンアポロン(5人気)が3枠から勝利を挙げており、単勝回収値も104%と優秀だ。

今回3枠に入ったのはサウンドキアラ、ケイデンスコールの2頭。特にサウンドキアラは、13年トーセンラー(2人気)を3枠から勝利に導いた武豊騎手が騎乗するだけに、この馬の激走も想定しておきたいところだ。

◆【マイルチャンピオンシップ2021予想/危険な人気馬-後編】グランとシュネルを上回る「阪神適性抜群」の穴馬に本命視

◆【マイルチャンピオンシップ2021/前走ローテ】マイル組が好成績も、京成杯AH組は馬券内率0%でグレナディアガーズらに警鐘

◆【マイルチャンピオンシップ2021/脚質傾向】最多勝利の差しを押えるべきも、「上がり最速馬」に不安データあり

文・SPREAD編集部