21日に阪神競馬場で行われる第38回・マイルCS(GI、芝1600m)の過去10…

21日に阪神競馬場で行われる第38回・マイルCS(GI、芝1600m)の過去10年データを紹介する。

マイルGI4勝を挙げディフェンディングチャンピオンとして連覇に挑むグランアレグリア、前走毎日王冠で古馬を撃破した3歳馬シュネルマイスター、19年の覇者インディチャンプ、昨年の朝日杯FSの勝ち馬グレナディアガーズなど豪華メンバーが出走予定だ。

ここでは予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

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■天皇賞・秋組は複勝率28.6%

過去10年で3頭の優勝馬を輩出している富士S組だが、3勝はすべて2019年までのGIII時代でのもので、GIIに格上げされた昨年は【0-0-0-5】と馬券に絡んでいない。

しかし、そもそも昨年は富士S組の評価が低く、1着のヴァンドギャルドは本番で8番人気6着、2着のラウダシオンは6番人気15着だった。今年は2歳王者・ダノンザキッドらが富士Sから参戦する。本来は相性のいいローテだけに軽視はできない。

富士S組に続く好相性のローテは前走・スプリンターズS組だが、今年は該当馬がいない。次に2勝を挙げているのが前走・毎日王冠組。それに続き天皇賞・秋、安田記念組の1勝となっている。

富士S 【3-3-1-44】 勝率5.9%、連対率5.9%、複勝率2.0% スプリンターズS 【2-1-0-6】 勝率22.2%、連対率33.3%、複勝率33.3% 毎日王冠 【2-0-2-19】 勝率8.7%、連対率8.7%、複勝率17.4% 天皇賞・秋 【1-1-2-10】 勝率7.1%、連対率14.3%、複勝率28.6% 安田記念 【1-1-0-3】 勝率20.0%、連対率40.0%、複勝率40.0% 京都大賞典 【1-0-0-1】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0% スワンS 【0-4-2-34】 勝率0.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%

毎日王冠組はシュネルマイスター、ケイデンスコール、安田記念組はインディチャンプ、サリオスの各2頭が該当する。また、天皇賞・秋組はグランアレグリアの1頭のみとなる。

なお、過去6頭が馬券内のスワンS組は優勝例がなく、2着まで。今年も2着サウンドキアラ、3着ホウオウアマゾン、15着クリノガウディーが参戦するが、データから“アタマ”で狙うには心許ない。

■前走マイル組が中心も京成杯AH組は不振

次に、前走の距離別に成績をみると以下の通り。

1200m 【2-1-0-6】 勝率22.2%、連対率33.3%、複勝率33.3% 1400m 【0-4-2-34】勝率0.0%、連対率10.0%、複勝率15.0% 1600m 【4-4-2-59】勝率5.8%、連対率11.6%、複勝率14.5% 1800m 【2-0-3-29】勝率5.9%、連対率5.9%、複勝率14.7% 2000m 【1-1-3-16】勝率4.8%、連対率9.5%、複勝率23.8% 2400m 【1-0-0-1】 勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%

最も馬券に絡んでいるのは前走1600mの10回で、つまり富士S組が中心となるが、過去には安田記念や海外マイルGI組も馬券に絡んでいる。ただし、京成杯オータムハンデは【0-0-0-6】と不振。同レース1着カテドラル、2着サウンドキアラ、3着グレナディアガーズの3頭には嫌なデータとなる。

なお、該当馬がいない2400mを除けば、勝率、連対率、複勝率のすべてにおいて優秀な成績を収めているのが前走1200m組。馬券に絡んでいるのはすべてスプリンターズS組ではあるが、今年唯一の前走1200mとなるサウンドカナロアは、前走・3勝クラス12着と実績面は劣るも大穴に一考すべきだろう。

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文・SPREAD編集部