毎年2月にアメリカ・テネシー州メンフィスで行われてきた「メンフィス・オープン」(ATP250)が41年の開催期間を経て、2018年からニューヨーク州ロングアイランドに場所を移すことになった。  メンフィス・オープンは、アメリカ…

 毎年2月にアメリカ・テネシー州メンフィスで行われてきた「メンフィス・オープン」(ATP250)が41年の開催期間を経て、2018年からニューヨーク州ロングアイランドに場所を移すことになった。  メンフィス・オープンは、アメリカでもっとも長く続いてきた大会のひとつであり、この国唯一の室内でのATP大会でもあった。  GFスポーツは月曜日に、この男子の大会が来年からニューヨークのナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムでプレーされることになると発表した。同社はブルックリン・スポーツ&エンターテイメントとパートナーシップを結んでいる。  メンフィス・オープンは、2015年にGFスポーツによって買い取られた。大会は1976年に始まり、歴代優勝者の中にはビヨン・ボルグ(スウェーデン)、ジミー・コナーズ(アメリカ)、アンドレ・アガシ(アメリカ)、イワン・レンドル(アメリカ)、ピート・サンプラス(アメリカ)、アンディ・ロディック(アメリカ)らのほか、より最近では2013年から2016年に4連覇を果たした日本の錦織圭(日清食品)もいる。今年優勝したのはライアン・ハリソン(アメリカ)だ。  大会は、改装された多目的スタジアムであるナッソー・コロシアムで2018年2月10日から18日に行われる予定。GFスポーツの重役ガリー・ファールマンは、ニューヨークに居を移すことが大会の格を高めることになる、とコメントしている。(C)AP(テニスマガジン)