前走の府中牝馬Sでは16着と惨敗だったデゼルですが、見限れません。「休み明けということでレースに何とか間に合ったかな…

 前走の府中牝馬Sでは16着と惨敗だったデゼルですが、見限れません。

「休み明けということでレースに何とか間に合ったかな、というかんじでした。調教の動きは良かったのですが、結果的には1本、2本動き足らなかったかな、というかんじです」と友道師。

 その後、ひと叩きされて状態はグンと上がっているようなので、改めて狙ってみたいところです。

「レース後のダメージもなかったので、状態を一段、二段と上げるつもりで調整してきました」と大江助手。

「息の入りがよくなっています。中3週ですが、しっかり調教もできているし、カイバも食べていますよ」と指揮官である友道師も良い見解を示していました。

 最終追い切りをしっかりとやったのも、いいころの状態に一段と近づけるために行ったそうです。しっかりと動ける状態になれば、春に示した実力を発揮してくれるのではないでしょうか。

「瞬発力もパワーもある。最後に坂のある阪神コースはあっていると思います」(友道師)

(取材・文:花岡貴子)