美女馬券師のGI最終決断守永真彩~エリザベス女王杯編もりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリー…
美女馬券師のGI最終決断
守永真彩~エリザベス女王杯編

もりなが・まあや/『日曜レース展望KEIBAコンシェルジュ』(グリーンチャンネル・土曜日19時30分~)にアシスタント秘書としてレギュラー出演中。『アプリ デイリー馬三郎』では予想コラムを連載。
「楽天競馬」のイメージキャラクター。母親は女優の白石まるみさん
◎アカイトリノムスメ
◯ソフトフルート
▲レイパパレ
△ウインマリリン
△ウインキートス
△ステラリア
△ランブリングアレー
△テルツェット
△アカイイト
△リュヌルージュ
守永真彩です。秋のGIシリーズも後半戦に突入! ここから12月28日のホープフルSまでノンストップで毎週GIレースが行なわれます。
その幕開けはエリザベス女王杯(11月14日/阪神・芝2200m)。京都競馬場の改修工事のため、昨年同様、今年も阪神競馬場で開催されます。
本命はアカイトリノムスメ。父ディープインパクト×母アパパネという"超"良血馬。前走のGI秋華賞(10月17日/阪神・芝2000m)は、GIオークス(2着。5月23日/東京・芝2400m)以来となる久々の実戦でしたが、見事に差し切って「牝馬三冠」最後の一冠を手にしました。
今回は初の古馬との対戦となりますが、馬体に幅が出て上積みもあるとのことですし、強い3歳世代の代表として期待しています。しかも、同馬がエリザベス女王杯を勝つと、国枝栄調教師は牝馬GIレースを全制覇することに。その偉業を達成してほしいという気持ちもあります。
対抗はソフトフルート。昨年は、秋華賞でデアリングタクトにコンマ3秒差の3着、エリザベス女王杯でもラッキーライラックにコンマ6秒差の6着と奮闘。さらに、エリザベス女王杯でマークした2分10秒9という時計は、今回のメンバーの中では阪神・芝2200mにおける持ち時計2位。ここでも好勝負できる材料は存分にあります。
今回は叩き2戦目で、上積みも期待できそう。一点、前走よりも斤量が2kg増える(54kg→56kg)点が少し気になりますが、3走前の3勝クラス・シドニートロフィー(5月22日/中京・芝2000m)では斤量55kgで快勝。問題なく、こなしてくれると思っています。
▲はレイパパレ。無敗でGI大阪杯(4月4日/阪神・芝2000m)を制したあとは、GI宝塚記念(6月27日/阪神・芝2200m)が3着、GIIオールカマー(9月26日/中山・芝2200m)が4着。2200m戦で連敗を喫したことで、今回も距離面での不安を感じて、やや評価を下げました。
この中間、今回手綱をとるクリストフ・ルメール騎手も「道中で一生懸命走ってしまうと、最後に止まってしまうので、この距離ではリラックスして走らせたい」とコメント。カギになるのは、やはり道中の折り合いでしょうか。
それでも、同型のロザムールが外枠を引いて、レイパパレは絶好の最内枠をゲット。すんなり逃げてマイペースで運べれば、最後まで粘り込むことも十分に考えられます。
△の筆頭はウインマリリン。エリザベス女王杯は"リピーター"の多いレース。過去10年を遡っても、ラキシス、ヌーヴォレコルト、ミッキークイーン、モズカッチャン、クロコスミア、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユーなど7頭が2年連続(クロコスミアは3年連続)で馬券に絡んでいます。
ということで、昨年の3着内馬は絶対に買いたい......と思っていたのですが、今年は3頭とも出走せず。そうなると、今回の出走メンバーの中で昨年のエリザベス女王杯最先着(4着)のウインマリリンは、馬券対象から外せません。
当初は本命にするつもりだったのですが、牡馬相手にオールカマーを勝ったあと、夏場に手術した右の肘腫(ちゅうしゅ)が大きくなり、熱が上がってしまったとのこと。患部を治療しながらの調整となり、今回は本調子ではないと見て、評価を落としました。
昨年のエリザベス女王杯でマークした走破時計は、阪神・芝2200mにおけるメンバートップの持ち時計ですから、万全な状態であれば、1着で駆け抜けるシーンも大いに想像できたのですが......。今回はあえてヒモ候補とし、軸にするのは次のレースにしようと思います。
△印でもう一頭触れておきたいのは、ウインキートス。阪神・芝2200mにおける過去3年の種牡馬別成績を見ると、ゴールドシップ産駒が5戦2勝、3着1回と、勝率40%、3着以内率60%でトップ。今回出走するメンバーでゴールドシップ産駒はウインキートスだけなので、この馬も馬券に絡めたいです。
【推奨馬券】
3連複フォーメーション(15通り)=1頭目(3)、2頭目(1)(11)、3頭目(1)(5)(6)(8)(9)(11)(13)(15)(16)