ジュリア・ホーキンスさんが100m1分2秒95で世界記録樹立 陸上の年代別世界記録を樹立した米国の105歳の“スーパーおばあちゃん”が話題を集めている。7日にルイジアナ州で開催された「2021ルイジアナ・シニア・ゲームズ」に出場し、105歳…

ジュリア・ホーキンスさんが100m1分2秒95で世界記録樹立

 陸上の年代別世界記録を樹立した米国の105歳の“スーパーおばあちゃん”が話題を集めている。7日にルイジアナ州で開催された「2021ルイジアナ・シニア・ゲームズ」に出場し、105歳以上のカテゴリーで100メートルを1分2秒95で走破。ネット上では「とてつもないね」「凄すぎる!」と仰天の声が上がっている。

 素晴らしいニュースだ。ワールドアスレティックス公式ツイッターは、2枚の画像を公開。赤いシャツを着た年配の女性が腕を振って走っている。ゴール後なのか、両拳を突き上げたシーンも。文面にはこうつづられている。

「やってくれた! 105歳のジュリア“ハリケーン”ホーキンスが100メートル走で1分2秒95の年齢別記録を樹立。彼女は満足しているかって? Noだ。今度は1分の壁を破り、人々を鼓舞し続けたいと願っている。レジェンド」

 投稿には、海外フォロワーから「これCNN10で見てたけど、学生たちは拍手してましたよ」「100メートルの壁! とてつもないね」「凄すぎる!」と仰天のコメントが寄せられた。

 ナショナル・シニア・ゲームズ協会(シニア・オリンピック)公式サイトは、「105歳以上の女性として初となるトラック(競技)記録を樹立」と記事を掲載。「女子陸上選手、そしてアメリカ人としてこれまで誰も成し遂げられなかった、陸上競技の世界記録と105歳以上のカテゴリー樹立を成し遂げた」と説明した。

100~104歳カテゴリーで保持した世界記録が9月に破られ、105歳になって再挑戦

 記事によると、ガーデニングが趣味のホーキンスさん。今回は2年に一度のナショナル・シニア・ゲームズの予選も兼ねていたそうで「2017年大会では100~104歳のカテゴリーで100メートル39秒62の世界記録を樹立し、世界中の注目を集めた」とつづっている。

 しかし、今年9月にホーキンスさんの記録は別の選手に塗り替えられ「それに対する彼女の答えは、新たな年齢カテゴリーでさらなる高みを目指すというものだった」と105歳になって再挑戦。「105歳以上の陸上競技において記録を持っていたのは男子のみで、日本人の砲丸投げ選手(宮崎秀吉さん)とポーランドの円盤投げ選手だった」という。

 日本も長寿の国とされているが、世界にも凄いおばあちゃんがいるようだ。(THE ANSWER編集部)