宇野昌磨と大会出場、2位発進のゾウ「子どもの頃の夢がかなった」 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は12日、東京・国立代々木競技場で男子ショートプログラム(SP)が行われ、18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ…

宇野昌磨と大会出場、2位発進のゾウ「子どもの頃の夢がかなった」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は12日、東京・国立代々木競技場で男子ショートプログラム(SP)が行われ、18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)が今季世界2位の102・58点で首位発進した。米専門メディアは会見の画像を公開。米国選手が隣の宇野に敬意の言葉を述べたことに対し、ファンから「内面も素晴らしい優しきナイスガイ」と称賛の声が上がっている。

 会見の様子を撮った1枚。上下黒のジャージを着た宇野はマイクの前に座っている。パーテーションの先にいるのは、21歳のビンセント・ゾウ(米国)だった。米専門メディア「フィギュアスケーターズオンライン」の公式ツイッターは「ビンセントはジュニア選手として参加した2015-16シーズンのGPファイナルでショウマのスケートを見た時のことを覚えていると語った」と紹介。23歳の宇野に対し、こう語ったという。

「彼の演技を生で見て、その信じられないようなスケーティングに心を奪われ、感激したのを覚えている」「そのレベルで競い合えるのは光栄なこと。子どもの頃の夢がかなった」

 投稿に対し、日本人ファンからは「内面も素晴らしい優しきナイスガイ」「カッコええ」「ヴィンスもいい子だね。ショマもヴィンスもお互い称え合って」とコメントが寄せられている。ゾウは99.51点で2位発進。男子フリーは13日午後7時35分からに行われる。(THE ANSWER編集部)