JRAのダートマイル重賞が行われるのは府中のみで、このレースの他ではフェブラリーSとユニコーンSだけです。そんななか…

 JRAのダートマイル重賞が行われるのは府中のみで、このレースの他ではフェブラリーSとユニコーンSだけです。そんななか、昨年の武蔵野Sで3着だったエアスピネルと4着ワンダーリーデルが、その後のフェブラリーSでも2、3着と好走。府中巧者ぶりをアピールしました。さらに2着だったソリストサンダーも、その後JpnIのマイル戦、かしわ記念と南部杯で馬券になっています。今年も、マイル適性に優れた馬の取捨が重要となりそうです。

 ここでは、武蔵野Sのケシウマ消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件】
データは過去10年を参照
斤量2キロ以上増(ただし、前走GI・JpnI勝利馬は除く)
[0-0-0-10]複勝率0%
該当馬:スマッシャー、テイエムサウスダン、バスラットレオン
(過去の主な該当馬:20年モズアスコット2人気7着、19年サンライズノヴァ1人気12着)

 前走から斤量減となった馬の期待値が高いレースだ。反対に斤量が2キロ以上増えていた馬は苦戦傾向にある。それでも好走可能なのは、前走でGI(JpnI含む)に勝利していた好調馬だけと考えたい。

 同条件のユニコーンS覇者であるスマッシャーが、消去データに該当しました。1戦1勝のマイル戦に戻って変わり身を期待する手はありそうですが、前走はリステッド競走で1人気7着。そこから斤量2キロ増では、強く推せません。