住友ゴム工業(株)と日本テニス協会(以下JTA)が共催している「DUNL…
住友ゴム工業(株)と日本テニス協会(以下JTA)が共催している「DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES IN YOKKAICHI」。その昨年大会の優勝者、上野山大洋選手(光明学園相模原高等学校)と伊藤あおい選手(代々木高等学校)への目録(ステップアッププログラムの提供)授与式が今月8日に都内で行われた。【関連記事】チャンスを世界へ繋ぐダンロップ、ジュニア育成にも力を注ぐ、その積年の理念
昨年大会優勝者には、「全豪オープン」ジュニア部門の前哨戦である「トララルゴンジュニア国際」(ITFジュニアグレード1)の予選のワイルドカード(主催者推薦枠)が与えられる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止に。その代わりに、下記2つのプログラム、遠征プログラムの提案と、ムラトグルアカデミーもしくはIMGアカデミーでのジュニアキャンプ招待が提供されることになった。
JTAおよびオーストラリアテニス協会とともに開催されたこの授与式では、まず住友ゴム工業(株)スポーツ事業本部テニスビジネス部の山元健部長が挨拶。優勝者たちに対し、本来の大会参加が叶わなかったことを謝罪した後、錦織圭(日本/日清食品)も留学していたことで知られるIMGアカデミーなどへのキャンプ参加機会があることを報告。「世界へ羽ばたくチャンスにしてもらえれば」と述べた。さらに、今後もジュニア大会の運営は続けていくという強い意志を示している。
続いてはJTAの福井烈専務理事が発言。元選手の彼は、優勝者たちを祝福するとともに、新たな刺激を得ることの重要性を語り、「ぜひこの機会を生かしてください」とエールを送った。
その後、オーストラリアテニス協会の「全豪オープン」ディレクターであるフランシス・ソイヤー氏から優勝者たちに向けた英語のビデオメッセージも流された。
目録を授与された上野山選手、伊藤選手は以下のようにコメント。
伊藤選手は大会開催に感謝した後、今回送られたジュニアキャンプ招待などを受けて、「私は現在17歳ですが、ジュニアを卒業し、来年にはプロ登録をして世界に挑戦できたらと思っています」とプロへの夢を語った。
一方の上野山選手は、中学1年生の時からITF大会に参加するようになったものの、夢見てきたグランドスラムのジュニア大会出場が新型コロナの影響で叶わず、怪我もあってこの1年は辛かったけれど、今回こういうチャンスをもらえて「僕は幸せ者だと思います」と発言。最後、「正直に言えば、大きな大会のワイルドカードが欲しいので、関係者の皆様、どうぞご一考お願いいたします」と言って会場の笑いを誘った。
今年の「DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES IN YOKKAICHI」は11月11日から14日にかけて開催される。
(テニスデイリー編集部)
写真は上野山大洋選手と伊藤あおい選手
画像提供:住友ゴム工業(株)