明治安田生命J1リーグ第6節が4月8日に行われ、大宮アルディージャがヴィッセル神戸に0-2で敗れた。今シーズン初勝利を目指したホームの大宮だが、後半の早い時間帯で2失点すると奪い返すことができなかった。開幕から5戦全敗の大宮。5試合で1ゴー…

明治安田生命J1リーグ第6節が4月8日に行われ、大宮アルディージャがヴィッセル神戸に0-2で敗れた。今シーズン初勝利を目指したホームの大宮だが、後半の早い時間帯で2失点すると奪い返すことができなかった。

開幕から5戦全敗の大宮。5試合で1ゴールしか挙げられていない得点力不足が目下の悩み。この試合でもチャンスを創出しようとするがパスを奪われ、カウンターから危うい場面を作られる。

前半37分には自陣深くでのパスを渡邉千真にカットされ、グラウンダーのクロスを中坂勇哉に決められ先制を許した。後半8分にはロングスローからゴール前の混戦になり、最後は岩波拓也のシュートがDFに当たってゴール。

その後も神戸の猛攻を受けた大宮は追加点こそ与えなかったものの、相手のディフェンスラインを崩せず6連敗。またも勝ち点獲得はならなかった。

試合後の会見で大宮の渋谷洋樹監督は「選手はよく頑張っているが、チームとして攻守の少し足りない部分がこういう結果を生んでいる」とコメント。連敗中にも関わらず応援に駆けつけてくれたサポーターに申し訳ないとした。

クラブワーストの開幕6連敗にファンからは、「第6節終了っていうか2017シーズン終了かな」「昨年の5位からなぜこんなことになってしまったのか」「戦術どうこうの前に絶対に勝つといいう気迫がなく、自信なさげにやってるように見えてしまう」「新加入の選手がフィットしてないように見える」などの声が寄せられている。

昨年はクラブ史上最高のJ1リーグ5位でシーズンを終えた大宮。さらなる飛躍を期待したファンが多いだけに厳しい声が集まっている。