カネロが4団体統一、ダウンシーンに海外注目「王様万歳」 ボクシングの世界スーパーミドル級(76.2キロ以下)4団体王座統一戦12回戦が6日(日本時間7日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われ、カネロことWBAス…

カネロが4団体統一、ダウンシーンに海外注目「王様万歳」

 ボクシングの世界スーパーミドル級(76.2キロ以下)4団体王座統一戦12回戦が6日(日本時間7日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われ、カネロことWBAスーパー&WBC&WBO王者サウル・アルバレス(メキシコ)がIBF王者カレブ・プラント(米国)に11回KO勝ちした。史上7人目となる4団体統一を達成。2つのダウンを奪った衝撃TKOシーンの動画に対し、海外ファンから「カネロ万歳」「ひえぇぇぇ!」と反響が集まっている。

 カネロが容赦なく仕留めきった。終始前に出て圧力をかけ、迎えた11回。ロープ際に相手を追い詰めると、強烈な左フックをお見舞いした。ふらついて上体をかがめた相手に今度は右アッパー。ついにダウンを奪った。再開後も猛ラッシュ。フラフラのプラントを猛追し、最後は5連打で2度目のダウンを奪って勝利を決めた。

 IBF王者を粉砕し、満員の1万6586人が熱狂。TKOシーンの動画を公開した米スポーツチャンネル「ショータイムボクシング」公式インスタグラムは、文面に「王様万歳」と記して投稿。海外ファンからは「ヤバッ!」「カネロ万歳」「ひえぇぇぇ!」「カネロは止められないな」「なんて試合だ」「すげぇ」「とんでもないファイトだった」とコメントが相次ぎ、戦慄を走らせている。

 ボクシング界で最も権威のある米専門誌「ザ・リング」が全階級のボクサーを格付けした「PFP」では、カネロが長く1位に君臨。史上7人目、同級初の4団体統一を果たした。(THE ANSWER編集部)