デビスカップ・ワールドグループ準々決勝「ベルギー対イタリア」(4月7~9日/ベルギー・シャルルロワ/室内ハードコート)は8日、ダブルス1試合が行われ、シモーネ・ボレッリ/アンドレアス・セッピ(イタリア)がルベン・ビーママンズ/ヨリス・デ…

 デビスカップ・ワールドグループ準々決勝「ベルギー対イタリア」(4月7~9日/ベルギー・シャルルロワ/室内ハードコート)は8日、ダブルス1試合が行われ、シモーネ・ボレッリ/アンドレアス・セッピ(イタリア)がルベン・ビーママンズ/ヨリス・デ ルール(ベルギー)を4-6 6-3 6-4 3-6 7-6(6)のフルセットにもつれる大接戦の末に下した。試合時間は3時間50分。

 7日に行われたシングルスで2戦2勝のベルギーが王手をかけていたが、イタリアは1勝目を挙げて最終日に持ち込んだ。

 緊迫感の高まった第3セットで、ボレッリ/セッピ組はビデオ判定の末に7本目のセットポイントをものにした。第4セットではベルギーが数少ないブレークチャンスを生かして最終セットに突入した。

 第5セットではイタリアが最初にベルギーのサービスゲームのブレークに成功して5-2とリードしたが、第9ゲームではベルギーがブレークバックに成功。その後のタイブレークではベルギーが6-5とリードしマッチポイントを握っていたが、3ポイントを連取したイタリアがこの試合に勝利した。

 日曜日のリバースシングルス2試合(初日のシングルス2試合の対戦相手を入れ替えて行う)では、エース対決でダビド・ゴファン(ベルギー)がパオロ・ロレンツィ(イタリア)と対戦し、そのあとスティーブ・ダルシー(ベルギー)がセッピと対戦することになる。ゴファンとロレンツィは2014年に初対戦しており、このときはゴファンに軍配が上がっている。(C)AP