■11月06日/J1第35節  横浜F・マリノス 8-0 FC東京(日産) 見事に8得点を奪ってFC東京を粉砕した横浜F…

■11月06日/J1第35節  横浜F・マリノス 8-0 FC東京(日産)

 見事に8得点を奪ってFC東京を粉砕した横浜F・マリノス。2連敗に加えて優勝奪還の目標を失ったあとだったが、その悔しさを払拭する攻撃力を示して見せた。

 アタッキングサッカーをけん引したのは、ハットトリックを決めた日本代表FW前田大然だが、“ゲームメーカー”として活躍したティーラトンも忘れてはいけない。左サイドバックが本来のポジションでありながら、さまざまな場所に顔を出し、パスサッカーを展開。さらに前田の3点目をアシストする見事なクロスを上げるなどの活躍ぶりだった。

 それだけに、試合後、4つのマン・オブ・ザ・マッチのうちの1つをゲット。横浜銘菓「ありあけ横濱ハーバー」1年分をゲットし、サポーターにあいさつする場面が訪れた。

 照れながら表彰台に上がったティーラトンは、マイクを持った。ふだんは率先して前に出るタイプではないタイ代表がどんなことをいうのか、サポーターは優しく見守った。

 その中で放ったのは、日本語で「サムイネ」だった。日中とは打って変わって、試合終了時点ではすっかり下がった気温について言及し、サポーターに共感を求めたのだ。1万人を超えるサポーターと観客は、あまりに意外な一言に虚をつかれ、そののち日産スタジアムは爆笑に包まれた。

■ティーラトン「ダイゼンに持っていかれると思った」

 その後はタイ語で応えたティーラトンは、「ダイゼンに持っていかれると思ったから、自分が選ばれると思わなかった」とハットトリックを決めたエースの活躍を絶賛した。

 4つあるマン・オブ・ザ・マッチのうち、最後のそれを受賞したのは前田だ。表彰台でマイクを向けられた前田の第一声は、ティーラトンにかぶせる「サムイネ」。チームの良い雰囲気を感じさせる場面だった。

 この試合で横浜は来季のACL出場権を獲得した。2022年は、再びアジア制覇を目指すことになる。この港町から、アタッキングサッカーを引っ提げて再びアジアに出港する。

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