さあ受賞ラッシュの幕開けだ。メジャーリーグはブレーブスの優勝でワールドシリーズが閉幕。8日(日本時間9日)に全米野球記…
さあ受賞ラッシュの幕開けだ。メジャーリーグはブレーブスの優勝でワールドシリーズが閉幕。8日(日本時間9日)に全米野球記者協会(BBWAA)の投票で決まる各賞のファイナリストが発表されると、連日各賞の受賞者が発表されていく。エンゼルス・大谷翔平がどれだけのタイトルをものにできるのか。日米野球ファンは日々、各賞発表を楽しむことができる。
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以下、日本時間で日付を記していく。10日には大谷がア・リーグ7人のファイナリストに残っているハンク・アーロン賞が発表される。この賞はア、ナ各リーグから1人ずつ、攻撃面で最も優れたパフォーマンスをみせた選手が選ばれる。他のファイナリストは、本塁打王を最後まで争ったウラディミール・ゲレロ(ブルージェイズ)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、ともに39本塁打したアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とマット・オルソン(アスレチックス)、30本塁打&30盗塁のセドリック・マリンズ(オリオールズ)、ホセ・ラミレス(インディアンス)がノミネートされている。大谷が受賞すれば日本人初となる。
11日にはオールMLBチームのファイナリストが発表。同賞は2019年に創設され、ポジションごとに計16人のベストチームを「ファーストチーム(1軍)」と「セカンドチーム(2軍)」に分けて選出する。16人の内訳は投手を除く各ポジション(8人)とDH、先発投手5人、救援投手2人になっている。大谷がどのポジションに就くのかは興味深いが、候補のファイナリスト入りは確実だろう。日本人では昨年、ダルビッシュ有がファーストチーム、前田健太がセカンドチームに選出された。
12日も注目の1日。シルバースラッガー賞が発表される。攻撃面のベストナインといえ、ア・リーグの投手は選出対象ではないので、大谷はDH部門での出馬。今季の138安打、打率・257、46本塁打、100打点、26盗塁という数字は、強打者揃いのDHでも傑出している。ライバルはヨルダン・アルバレス(アストロズ)=149安打、打率・277、33本塁打、104打点、1盗塁、JD・マルティネス(レッドソックス)=163安打、打率・286、28本塁打、99打点、0盗塁、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)=139安打、打率・273、35本塁打、97打点、0盗塁らがいるが、大谷の選出が有力視される。過去日本人ではイチローが2001、2007、2009年の3度受賞している。
13日はプラチナグラブ賞が発表。これはゴールドグラブ賞受賞者からナンバーワンを選出するのだが、残念ながら大谷ら日本人は7日発表予定のゴールドグラブ賞のファイナリストに残っていない。また同日には最優秀守備チームとマイナーリーグのゴールドグラブ賞が発表される。
米国での週末は発表が休みとなり、週明けの16日には新人王が発表される。大谷は1年目の2018年に受賞した。17日には最優秀監督賞、18日には最優秀投手賞にあたるサイ・ヤング賞が発表される。
そして最大の注目は19日、大谷の受賞が有力視されるシーズンMVPの発表が控える。受賞すれば日本人では2001年のイチローに続いて2人目となる。
20日はOBの投票で決まるハート&ハッスル賞の発表。この賞はプレーだけではなく、野球への情熱や精神を称えるもので、各チーム1人ずつの候補者から受賞者が決まる。候補は8月に発表されており、エンゼルスからはデービッド・フレッチャーが選ばれた。過去日本人の受賞はなく、今年も候補には誰も選ばれていない。
再び週末を挟み、23日にはカムバック賞が発表。右肘手術から投打二刀流で完全復活を遂げた大谷も候補だが、結腸がんの手術から復活して今季142安打、打率・255、21本塁打、71打点のトレイ・マンシーニ(オリオールズ)を推す声もある。過去日本人の受賞はない。
表彰ラッシュはここで一段落し、翌週の30日には最優秀DH賞にあたるエドガー・マルティネス賞が発表されてタイトル表彰が幕を下ろす。ここでも大谷は受賞が有力視される。最初から最後まで、大谷の受賞がなるかどうかで楽しみは尽きない。熱かったメジャーシーズンは終わったが、熱い表彰ラッシュで長いシーズンの振り返りも十分堪能できそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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