「ビッグボス」こと日本ハム・新庄剛志新監督(49)がまたまた仰天公約だ。5日、自身のツイッターを更新し「選手全員を1回…

 「ビッグボス」こと日本ハム・新庄剛志新監督(49)がまたまた仰天公約だ。5日、自身のツイッターを更新し「選手全員を1回はあの大歓声の1軍のグランドに立たせることをここで約束します」と宣言した。支配下選手全員を一軍の舞台に上げると明言することで、選手の持つやる気、潜在能力を最大限に引き出す考えだ。

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ビッグボス・新庄監督「優勝は目指しません」発言の裏にある「2つの狙い」とは https://cocokara-next.com/athlete_celeb/tsuyoshishinjo-two-aims/



 「来年シーズンが始まり、僕と一緒に戦っていく選手全員を1回はあの大歓声の1軍のグランドに立たせることをここで約束します。その一瞬のチャンスをものにした選手こそ、スターに育て上げる第一歩となります」

 SNSでの異例の『公約』で新たなスター育成への道すじを示した。背景にはチームの「コマ不足」への危機感がある。就任会見では「投手3人、野手4人のスターを作る」と明言したが、レギュラークラスの選手がそれほど足りていないと感じていた。

 今季はリーグ5位に終わった。近年は低迷し投打ともに底上げを必要とする中、全選手に均等にチャンスを与える、いわば「ゼロベース」で選手を見ると宣言。この手法について球界内からは「かつて中日を常勝軍団に育てた落合氏のやり方を彷彿とさせる。過去の実績では選手を判断せず、選手のやる気を引き出すもの。若手が多い今の日本ハムにはぴったりではないか」(球界関係者)と評価する声が上がっている。

 落合博満氏は中日監督に就任した2003年オフに初年度は補強を凍結し、個々の選手の底上げで日本一を目指すと宣言。同時に大きな注目を集めたのは翌年の春季キャンプ初日に紅白戦を行うと話したことにあった。そこまでに状態を仕上げておけとのナインへのゲキでもあったが、この発言で選手たちの闘志に火がついた。「誰にでもチャンスはある」と思わせたことで04年のキャンプ初日に行われた紅白戦は非常に締まった内容となり、中日はその年リーグ優勝を飾っている。

 「全員一軍」発言の一方で新庄監督は「実力の世界なので、下手なものはユニホームを脱いでもらわないと仕方がない」と選手の力はシビアに見極めるつもりでいる。数々の目新しい公約が目を引くが、根底にあるのはあくまで実力史上主義。新庄監督のチーム改革は着々と進んでいく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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