デビスカップ・ワールドグループ準々決勝「セルビア対スペイン」(4月7~9日/セルビア・ベオグラード/室内ハードコート)は7日、シングルス2試合が行われ、セルビアが2勝を挙げた。 第1試合では、右肘の故障から復活したノバク・ジョコビッチ(…

 デビスカップ・ワールドグループ準々決勝「セルビア対スペイン」(4月7~9日/セルビア・ベオグラード/室内ハードコート)は7日、シングルス2試合が行われ、セルビアが2勝を挙げた。

 第1試合では、右肘の故障から復活したノバク・ジョコビッチ(セルビア)がアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を6-3 6-4 6-2で退けた。ジョコビッチは「今日は本当にいいプレーができてよかった。特にサーブの調子がよかった」と試合を振り返った。ジョコビッチは右肘故障のため、先日行われたマイアミ・オープン(ATP1000/ハードコート)を欠場していた。

 ジョコビッチの勝利に続き、第2試合ではビクトル・トロイツキ(セルビア)がパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に6-3 6-4 6-3と快勝した。スペインは14度グランドスラム・タイトルを獲得しているラファエル・ナダル、同国2位のロベルト・バウティスタ アグートが欠場している。

 土曜日に行われるダブルスには、セルビアはプレーヤー兼監督のネナド・ジモニッチとトロイツキがペアを組み、スペインがマルク・ロペスと19歳のジャウム・ムナールのペアが出場する。トロイツキ/ジモニッチ組が勝てば、セルビアは9月に行われる準決勝でフランスとイギリスの勝者と対戦する。(C)AP